2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« ・被写界深度を計算する | トップページ | ・2015年、買ってよかったカメラ系アイテム »

2015年12月 5日 (土)

・Samyang14mm F2.8にソフトフィルターを付ける

サムヤンの14mmは当たり個体を引くと
値段が安いうえに、解像力が非常に高く
コストパフォーマンスに優れたレンズです。
特に星撮りの人には評判が高いです。

しかし、星撮り用として欠点がひとつ。
前玉が出っ張っているため、
フィルター枠が無くて各種フィルターがつけられません。
保護フィルターはもちろんのこと、
星撮りでよく使用されるソフトフィルターも付けられません。

このようなレンズの場合、
後玉の部分にゼラチンフィルターを入れるスロットが付いていて
それで対応するのですが、
このレンズは後玉も出っ張っているために
ゼラチンフィルタースロットもありません。

SIGMAの15mmフィッシュアイはついている。
Reseize152030

サムヤン14mm
Reseize152026

ソフトフィルターを付ける為には
ゼラチンフィルターにゲタをはかせて
付ける必要があります。

購入したフィルター
LEE ソフトフィルター No1

Reseize152024

こんなような、リングを購入してみました。
Reseize152023
反射防止のための植毛紙を貼って、
その上に切り抜いたフィルターを付ける。
Reseize152027

いざ撮影!

Reseize152029

一眼レフなので
ミラーと干渉してケラれました。
ゲタが高すぎた…。
※カメラの故障の原因となるので真似しないでください

厚さ2mmの発泡ボードを買ってきました。

コレをサークルカッターで切り抜きます。
外側の円を直径34mm、内側を29mmとしました。
切り抜いたソフトフィルターをつけて、
レンズの後玉に装着。
Reseize152022

ソフトフィルターをつけた写真しか撮れなくなりますが
天体専用レンズと割り切れば問題ない。
ミラーに干渉せずに撮影出来ました。
都内での撮影でも、すばるやアンドロメダが写っています。

Reseize152028

オリオン座のベテルギウス付近を拡大。
Reseize152032

明るい星の周りにぼんやりとハロがついてソフト効果が出ているのが分かります。
ただ、全体画像の四隅が微妙な色になっています。
もしかしたら下駄の内径が小さすぎたかもしれません。
後日、再作成します。

« ・被写界深度を計算する | トップページ | ・2015年、買ってよかったカメラ系アイテム »

写真講座」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ・Samyang14mm F2.8にソフトフィルターを付ける:

« ・被写界深度を計算する | トップページ | ・2015年、買ってよかったカメラ系アイテム »