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2016年1月24日 (日)

・ダイナミックレンジとセンササイズ

撮像素子の大きさとダイナミックレンジ
どの程度相関があるのか確認してみました。

以前にiPhoneのカメラを確認した記事

3種類のカメラを使っています。

iPhone6  1/2.3inch? 画素ピッチ1.5μm  ソニー製
Reseize152325

MX-1     1/1.7inch  画素ピッチ1.9μm  ソニー製
Reseize152326

K-5      APS-C        画素ピッチ4.81μm ソニー製
Reseize152324

これらの画像は撮影時に露出を全て揃えています。
iPhone6  F2.2  SS1/2  ISO 50
MX-1     F4.0  SS0.8  ISO100
K-5      F4.0  SS0.8  ISO100

ハイライト側を確認してみます。

iPhone6
Reseize152327

MX-1
Reseize152328

K-5
Reseize152329

iPhoneが明らかに白飛びしています。
センササイズが少し大きいMX-1と差が歴然。
MX-1とK-5では大きな差がありません。
画素ピッチ的にもiPhoneとそこまで差はないのですが
スマホとデジカメの絵作りの差によるものなのか。

次にシャドー側を確認してみます。
2EV分、画像処理で暗部を持ち上げてわかりやすくしています。

iPhone6
Reseize152330

MX-1
Reseize152331

K-5
Reseize152332

K-5が圧倒的にディティールが残っています。
ここは流石にセンササイズと画素ピッチの余裕さが
感じられる部分です。
画素数が多い、画素ピッチが広いほうが
画像処理をした時に破綻が少ないといえます。

白飛び度合いは、センササイズよりも絵作りが支配的。
シャドーの潰れ具合はセンササイズ(画素ピッチ)が支配的
と言った感じです。

画像処理が入っていないRAWデータで比較すれば
白飛びの方は本当に画像処理なのかわかります。
iPhoneは残念ながらRAWが取れないので
MX-1とK-5で同じRAW現像をして比較。

MX-1
Mx1
K-5
K5

MX-1のほうが若干白飛び領域が広いですが
ほぼ同じといえます。

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