・光学ガラスとは
一言にガラスと言っても、いろいろな種類があります。
最近スマホとかで有名な割れにくいゴリラガラスとか
時計の風防に使われることが多いサファイアガラスとか
スワロフスキー社のクリスタルガラスとか。
カメラや望遠鏡など光学機器では
いわゆる光学ガラスと言われるガラスが用いられています。
光学ガラスには高い均一性などが求められます。
そして、種類もものすごくたくさんあります。
非常によく用いられる光学ガラスは
BK7と呼ばれるガラスです。
価格も安く、可視光の透過もよく、
良品質の製造も比較的簡単です。
レンズ用のガラスは
ホウケイ酸が混じったクラウンガラスと
鉛が混じった特性のフリントガラスの
二種類を組み合わせて収差を低減させることが多いです。
BK7はB:硼砂 とK:クラウンを混ぜたガラスです。
最近は環境の観点から、
鉛を混ぜることは少なく、
他の材料で同等の品質のガラスを作り出しています。
ガラスは個体でも液体でもない、流体です。
« ・ARコートとは | トップページ | ・ダイナミックレンジとセンササイズ »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・ミラーレスレンズをマウントアダプターで使う場合の注意(2023.12.03)
- ・グローバルシャッターって何が凄いの(2023.11.14)
- ・写真に枠を付けて正方形にするプログラム(2023.10.30)
- ・レンズ光学性能とセンサー解像度(2023.10.11)
- ・フィルターに最適なガラス素材は?(2023.10.05)
コメント