・CIE色度図と人間の眼の特性
CIE(国際照明委員会)という機関が定めた
色のマップは非常にいろいろなところで使われています。
しかし、実際の人間の眼の特性とはかけ離れています。
色度図上で同じ距離だけ離れている色は
人間の眼にもその分違って見えるはずですが、
そうなっていません。
図の中の楕円内は、
人間の眼には色の差が識別できないといわれています。
(実際の10倍の大きさで楕円を書いています)
図の中で、青紫系の色は
ちょっとでも違うとすぐに分かりますが、
緑系の色はかなり離れていても同じ色と認識されてしまいます。
この楕円をマクアダムの楕円とよびます。
色度図としては、どの位置も半径が同じ円になるのが理想ですが
そういった理想的な色度図は現状ではありません。
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