・HD DA 1.4X リアコンはフルサイズで使えるのか1
以前にリアコンを使うとイメージサークルが広がるというような
記事を書きました。
ならば、ペンタックスのDAリアコンを使えば
DAレンズがフルサイズで使えるのではないか?
《新品》 PENTAX(ペンタックス) HD DA AF REAR CONVERTER 1.4x AW[ Lens | 交換レンズ ] |
さっそく試してみました。
とその前に、そもそもDAリアコンは
リアコン自体がAPS-Cサイズしか対応していない事になっています。
フルサイズのレンズをつけて使えなければ
DAレンズでフルサイズに使えるようになるのはまた夢。
・FA31mm + DAリアコン + K-1 (開放)
使える(ケラれない)。
DAリアコンですがフルサイズの
イメージサークルをカバーしています。
・DFA100macro + DAリアコン + K-1
使える。
と思いきや、マクロ撮影ではケラれてしまいます。
どういうことだ。
・DA★300mmF4 + DAリアコン + K-1
ケラれる。使えない。
使えるレンズと使えないレンズがあるようです。
特にマクロレンズでは近接撮影の時だけ使えなくなる。
望遠もマクロの近接撮影時も、
レンズの射出瞳が遠くなります。
下側が射出瞳が遠い場合。
恐らく射出瞳が遠いと、
DAリアコンでケラれてしまうのだろう。
ということで、DAリアコンを使うと
FAレンズでも使えるものと使えないものがあることが分かりました。
ただし、厳密に像性能を見ると確実に使えるとはい難い部分があるので
注意が必要です。
・FA31mm + DAリアコン + K-1
開放での周辺部
そもそも31mmは開放での描写はふわふわしていますが、
リアコンをつけた周辺部は結像していない状態です。
F8での周辺部
F8まで絞っても周辺部はちょっと流れています。
ビシっと全面が解像している写真を撮るにはちょっと厳しさがあります。
最初のツツジの写真のように周辺部が気にならないような被写体なら問題なさそう。
次回、DAレンズでDAリアコンを使った時の結果を書きます。
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