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2016年5月11日 (水)

・ペンタックスのRRSは高感度でどの程度良くなっているか検証2

前回の検証ではチャート画像で
通常撮影ISO1600 vs RRSのISO6400で比較しました。

これはRRSは4枚撮影するのだから
2段は良くなっていてほしいよね、
という希望のもとの検証です。

タイムリーなことにデジカメinfo
RRSを使用するとダイナミックレンジが2EV拡大する
と記載されています。

ダイナミックレンジの拡大とは言っているものの、
実際は白飛びしにくくなるわけではなく、
暗部がノイズに埋もれなくなるという意味です。
参考記事:ダイナミックレンジとセンササイズ2

なので、高感度で2段分ノイズ特性が良いと言っているのと同義。

前回のチャートだと、実際の撮影に即していないので
夜景を撮ってきました。

Resize155200
定番、六本木ヒルズからの東京夜景。

左が通常撮影ISO1600、右がRRS_ISO6400
上が通常撮影ISO1600、下がRRS_ISO6400

21
東京タワーの明るい部分。
骨組みなどのディティールはやはり感度2段上がっても
RRSが有利です。

22
暗い部分がどれだけ残っているかですが、
正直あまり変わらない感じがします。
光源周りのグリーン系の偽色はRRSでは発生しない。

ただ、暗部の低彩度の色は通常撮影のほうが残っている感じ。
レベル補正をするとわかりやすい。
24
通常撮影のほうが木の緑が残っている。

23
本当に暗い部分はRRSは高周波なノイズが結構気になり、
黒も若干浮いています。
輝度値(Y値)でみると、1か2程度ですが、
キャリブレーションされたモニタで見ると
かなり浮いてしまっています。

個人的には高感度では、
同じ撮影時間をかけるなら
感度を下げて単写のほうが好き。

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