・5軸手ブレ補正とは 1
最近では様々なメーカが5軸手ブレ補正を強調しています。
オリンパス、ソニー、ペンタックス。
基本的にボディ内手ぶれ補正をやっているカメラメーカ。
何となく凄そうだけど、
そもそも5軸の軸って何?
どういう手ブレを補正するの?
というのを簡単に解説していきます。
・ヨー、ピッチ方向のブレ
手ブレの大体の主原因がこのヨー方向とピッチ方向のブレです。
ヨーはカメラが左右に向いてしまうブレです。
ピッチはカメラが上下に向いてしまうブレです。
まずこれで二軸です。
・ロール方向のブレ
シャッターボタンを押した時にその衝撃でブレてしまった
などがこのブレかと思います。
これで三軸です。
これまでの手ぶれ補正はだいたいこの3軸補正でした。
この3軸はレンズの焦点距離がわかっていれば
補正量を計算することができます。
残りの2軸は焦点距離の他に、被写体までの距離がわからないと
計算することができません。
そのため、ペンタックスK-1では
オールドレンズを使用すると被写体までの距離がわからないので
3軸補正になってしまいます。
残りはちょっと難しいので、次回紹介。
« ・Kマウントのフルフレーム用超広角レンズ選び | トップページ | ・5軸手ブレ補正とは 2 »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・圧縮効果とは(2021.01.17)
- ・ボリューム歪(3Dディストーション)とは(2021.01.13)
- ・寒い中での撮影支援アイテム(2021.01.05)
- ・triangleGND使い方(2021.01.01)
- ・超難しいUSB規格(2020.12.24)
コメント