・レンズをシフトするとAEが正しく働かない
AOWAのシフトレンズを購入して気が付きました。
シフトすると、露出制御が正しく働かず、
オーバーになったりアンダーになったりする。
![]() 《新品》 LAOWA (ラオワ) 15mm F4 1xWide Macro/SFT(フルサイズ対応/ペンタックスK用) |
ライズすると2段暗くなってしまいます。
フォールすると4段も明るくなってしまいます。
ただし、この問題はライブビューで
撮像素子による測光を行うと発生しませんでした。
おそらく、一眼レフ内の測光センサーの配置による
問題と考えられます。
すると、シフトしない時と
シフトした時のカメラに入ってくる光線は
下の図のようになる。
一眼レフは製造時に個体調整によって
測光センサの位置の微妙なズレを考慮して
シフト無し時の露出が正しく出せるようにされています。
(カメラを落としたりすると、一見壊れていなくても
この調整が微妙に来るって露出が狂ったりする)
上にシフトした時は、本来よりも測光センサに沢山光が
来ているので露出を下げているのだと考えられます。
(沢山光が来ているから、明るいと思って露出を下げてしまう)
逆に下にシフトした時は、
測光センサにほとんど光が入らないため
暗い場所だと判断してオーバーにしてしまうのだと考えられます。
キヤノンやニコンの純正のティルト・シフトレンズならば
レンズ通信で測光データに補正をかけて正しい露出になるように
しているのかもしれませんが
中華製のレンズのためこの辺りがカバーされていない。
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