・レンコン絞りとは
絞りはレンズからカメラ内に入ってくる光の量を
調整する機構です。
また、これによって被写界深度も変えることができます。
これが一般的な絞りの役割です。
そのほかの役割として、絞りの形によって
ボケの形状や、光芒の形状に影響を与えます。
これをうまく使うことでハートボケなどの写真が撮れるようになります。
ソフトフォーカスレンズの中には、
絞りがレンコンの断面のようになっているものがあります。
このレンコン絞りを使用すると、
ボケの部分が単にふんわりするだけでなく、
光源の周りがにじんだような表現になります。
また、普通の絞りを使用すると、
絞るにつれて球面収差が軽減されてソフト効果が薄れますが、
レンコン絞りでは周辺部の光束も通すため
ソフト効果を残しつつ、光量の調節ができます。
« ・9000番代の恐怖 | トップページ | ・花火大会でシフトレンズが良い。 »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・ミラーレスレンズをマウントアダプターで使う場合の注意(2023.12.03)
- ・グローバルシャッターって何が凄いの(2023.11.14)
- ・写真に枠を付けて正方形にするプログラム(2023.10.30)
- ・レンズ光学性能とセンサー解像度(2023.10.11)
- ・フィルターに最適なガラス素材は?(2023.10.05)
コメント