・PWM制御とは
LED照明が主流になり始めてしばらく経ちます。
最近では無段階調光が可能なLED照明装置も出てきています。
電球で明るさを変えるには、加える電圧を変化させるだけなので
仕組みが簡単でした。
しかし、LEDでは安全のために定電圧電源が
入っていることが多く電圧による調光は大変です。
そこで、よく使われるLED調光がPWM制御です。
PWM制御は発光時間間隔で調光する仕組みです。
ストロボの調光と似ている。
ここで気になるのが、この仕組みだと
周期性を持った発光のため、フリッカーが発生しうるということ。
点滅間隔が非常に短ければ無視できるが
100Hz程度だと、撮影時にフリッカーによる横縞が発生しうる。
EIZOの色評価用のLEDスタンドを使っていますが
暗くするとフリッカーが発生してしまいます。
上の写真は一眼レフのフォーカルプレーンシャッターですが
暗いところと明るいところの差が明確に出てしまっています。
かなり点滅間隔が長いものと思われる。
これではライトを明るさを暗くして、
高感度でのノイズ評価が正しく行えません。
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