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2016年11月16日 (水)

・ハーフNDの効果を手作業で作る

ハーフNDを使用すると日の出や夕焼けの時に
印象的な写真が撮れます。

しかし、このハーフND、結構な値段がします。
たまにしか使わないのにおいそれと買えません。


そこで、お金のかからない、
お手軽にハーフNDの効果を得る撮影方法の紹介です。

普通に撮影
Resize157943

ハーフNDの効果を作った撮影
Resize157945

地上部分がしっかり出ています。
この撮影方法に必要なものは黒い紙だけ。(あと三脚)
Resize157941_2
今回はシグマのカタログの裏表紙を使いました。
黒い紙なら何でもいいです。

まずカメラの設定として、マニュアルモードにします。
シャッター速度がある程度長くなるように、
適当に絞りとISOを決めて、
地上部分が適正露出になるようにします。
Resize157944
空は白とびしたりします。

撮影をタイマー2秒とかにする。
レンズの上半分を紙で隠すようにして、空の部分を遮光します。
Resize157948

遮光できれば紙でもフィルムでもなんでも良い。

この状態でシャッターを切り、
露光中に紙を抜き取ります。
仮に、4秒露光なら2秒間紙で覆えば
ハーフND2の効果が得られます。
3秒間紙で覆えば、ND4の効果が得られます。

紙を抜くタイミングが速かったり遅かったりすると失敗する。
Resize157946

タイミングが難しいですが、
これだけでハーフNDの効果が得られるので
試しにやってみるにはお勧めです。

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