・撮像素子でG画素が多い理由
デジカメのセンサーでは色情報を得るために
光の三原色であるRGBの画素があります。
この並びは下の図のようになっていて、緑の画素が多い。
人間の眼には、色情報よりも輝度情報の違いが
敏感にわかるという特性があります。
RGB(赤緑青)をYUV(輝度と色差)に変更する式
輝度であるYを作るためのRGBの成分は
Gの係数が0.587と一番大きい値になっていることが
わかります。
そのため、輝度に大きく関与するGの成分が
センサでも多く配置されています。
そもそも、なぜ緑が輝度に大きく関与するのか、
というのを知るためには、人間の眼の特性も
知る必要があります。
波長によって人の目がどの程度明るく感じるかを示したものが
以下のグラフです。
« ・二宮で菜の花と富士山 | トップページ | ・色域とデータとしての値の関係 »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・圧縮効果とは(2021.01.17)
- ・ボリューム歪(3Dディストーション)とは(2021.01.13)
- ・寒い中での撮影支援アイテム(2021.01.05)
- ・triangleGND使い方(2021.01.01)
- ・超難しいUSB規格(2020.12.24)
コメント