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2017年4月26日 (水)

・SONY フラグシップミラーレスα9のセンサー

ソニーのフルサイズミラーレスの最上級機 α9がついに発表されました。

Img_001

画像はsonyのニュースリリースより

このα9のメインの進化はAEAF追従、ブラックアウトレス20コマ連写。
オリンピックを狙いに来ているスペック。
この技術を支えるのがメモリ積層型センサー。

積層型と言っても、シグマのフォビオンのような
RGB垂直分離ではありません。ベイヤーです。

8

この積層型センサの仕組みはすでにRX100mark4や
XperiaXZ Premiumにも採用されています。

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フルサイズでは初。
センサの光電変換素子に受けた光のデータを一体型のメモリに保存することで
高速に画像読み出しが可能になります。

高速に読み出せるメリットの一つとして、CMOSのローリング歪の軽減があります。
従来の20倍の速度で読み出せるとのことなので、ローリング歪もあまり気にならなそう。

メカシャッターでもスリット走行になるような高速シャッターの時には
多少なりとも歪みが出るので、それに近い位かもしれない。

メモリ積層センサを使用しているRX100とかでは960fpsの超スーパースロー撮影ができます。
また、Xperiaでは、バッファをためておいてマイナスシャッター
(シャッターボタンを押した時より前が記録できる)を実現しているので
α9でも原理的にはできるはず。

また、特許で出ている、センサ上でHDRを行う技術も可能なはず。
これを使えば、HDRモニタ用のハイブリッドログガンマやPQカーブの
映像を作成する際に、白とびを抑えるために
アンダーで撮影して、後で持ち上げる(暗部のノイズとゴーストが目立つ)
ような無理やりな処理をせずに実現できそう。

このセンサーから像面位相差画素を取り除いたセンサー
(像面位相差画素があると画質劣化するから)で
ペンタックスからフルフレーム一眼レフを出してほしいけど
センサー自体が高いだろうなぁ。

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