・LAOWA 12mm F2.8 Zero-D レビュー2
前回の記事
サイトロンジャパンでLaowaのレンズ貸し出しが始まったので、
レンタルして描写を確認しました。
《新品》 LAOWA (ラオワ) 12mm F2.8“ZERO-D”(フルサイズ対応/ペンタックスK用)[ Lens | 交換レンズ ]【KK9N0D18P】 〔メーカー取寄せ品〕【¥10,000-キャッシュバック対象】 |
Laowaの超広角、シフトマクロ15mmを持っているので、
それとの比較になります。
Laowa15mmの画質は全体的に若干解像度が低いのが不満の一つでした。
いつものチャート
リアルレゾリューションで撮影。
ほぼほぼ同じ像倍率になるように気を付けて撮影。
15mm(F4 開放)
拡大(dead leaves)
左:12mm 右:15mm
中心付近は12mmのほうが解像度が高くなっています。
軸状色収差もほとんどない
絞った時。
12mm(F8)
拡大(dead leaves)
絞ると15mmも改善しますが、12mmのほうが良い。
・画像周辺部の画質確認
本当はビルの上などから撮りたいところだが、
ここまで広角レンズになると、
窓ガラスが周辺解像にかなり影響を与えてしまうため、
開けたところで撮影しました。
リアルレゾリューションで撮影。
全体像
ホワイトバランスを同じにしていますが、色がかなり違います。
レンズのCCIが結構異なってるっぽい。
12mmの方がアンバー目で暖かい感じのレンズです。
画像右上
画像右下
画像左上
画像左下
レンタルしたレンズは若干、右端で片ボケが見られる。
3段絞れば気にならなくなるレベル、
また開放でも、端っこを少しトリミングするようにすれば問題なさそう。
気になるのは周辺光量落ちの方。
開放だとかなり気になる。
1段絞るだけでだいぶマシに。
総評として、15mmより全体的にクオリティが上がっていて
お金があるなら超広角として持っていて損はない。
15mmとの比較作例(すべてK-1で撮影)
« ・LAOWA 12mm F2.8 Zero-D レビュー | トップページ | ・天空のポピー畑 »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・彗星を撮った時の設定(2024.10.05)
- ・面内ブレ(ブラー)を防ぐ(2024.09.12)
- ・星をより輝くように見える現像方法 (疑似ソフトフィルター)(2024.09.01)
- ・アトムレンズの黄変を直す2(2024.08.12)
- ・laowa 10mmF2.8 ZERO-Dを確認(2024.07.31)
コメント