2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »

2017年6月

2017年6月28日 (水)

・ガンマとは2

ガンマとはの記事で、
ガンマはディスプレイの特性で決まったと記載しました。
もともとは、そのように決められたものであるが、
人間の眼の特性もガンマカーブにとても良く似ています
(ウェーバーフェフィナーの法則)

5
ガンマカーブ

実際に明るさが2倍になっても、
人間の眼には2倍に感じません。
下の図はガンマのかかっていないリニアな階調チャートです。
1
AとBの差はすぐにわかりますが、
NとOの差はほとんど分からない。

ここにガンマをかけると下の図のようになります。
2

この状態だとそれぞれの隣り合うパッチの明るさの差が
ほぼ同じになっているように感じられます。

ちなみに18%グレーは反射率が18%ですが、
人間の眼には、黒と白の中間のグレーに見えます。
反射率50%のグレーは人間の眼には白に見えます。
以下の画像の、中央した付近のマクベスチャートの
下段、右から三番目が18%グレー、
左から二番目が50%グレーです。

Imgp1300

にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ
にほんブログ村

2017年6月25日 (日)

・カメラレンズは無限遠での画質が優先

カメラ用のレンズの殆どは
ピント位置によって画質が変わります。
(近いものを撮ったときと、遠いものを撮ったとき)

殆どのレンズは無限遠での画質を優先して設計されます。
風景などで遠くの被写体を撮影したとき、
そのレンズの持っているポテンシャルが一番発揮されます。
Resize162053
星空などの点像が一番性能がわかる。

ただし、マクロレンズなど接写での画質が要求されるレンズでは
AF速度よりも、ピント位置によらない安定した
画質が求められます。
そのため、全群繰り出し方式など
どのピント位置でも安定した画質が得られる
フォーカス方法を使用しています。

Tamron 16-50mmF2.8で
ピント位置を変えて撮影。超高解像度評価のため、ペンタックスのRRSで撮影。

A4サイズの紙
Resize162051
A3サイズの紙

Resize162052

拡大(左が被写体に近いとき、右が遠いとき)
普通のインクジェットでプリントしたチャートなのでA4サイズのほうは
若干プリントのアラが見えてしまっているが…。

1

被写体に近いほど倍率色収差が大きいのがわかる。

にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ
にほんブログ村

2017年6月23日 (金)

・便利ズームとは

写真を初めると、すぐに便利ズームについて耳にします。
旅行に行くときは便利ズームがあるといい、
初心者は便利ズームに頼らないほうがいい、
とか。

便利ズームとは、ズーム倍率が大きい交換レンズの俗称です。
たとえばシグマやタムロンから18mm-300mmといった
広角から望遠までカバーできるようなレンズが出ています。


レンズ交換せずに、
1本で近い物から遠いものまで撮影できるので
便利です。
だから便利ズーム

便利ズームは便利な反面、短焦点レンズなどに比べて
描写性能や、F値が暗いということが欠点です。
そのため、一眼の醍醐味である、大きなボケ表現が難しい。
もちろん、望遠側で、被写体に近づいて撮る、など
被写界深度について理解が深ければ
便利ズームでも十分にボケ表現ができます。

最近タムロンから発表された便利ズームは
18-400mmです。


400mmというと、超望遠の域。
画質はさておき便利ズームで20倍を超えるズーム倍率はすごい。

にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ
にほんブログ村

2017年6月18日 (日)

・無限遠とは

写真レンズの用語で、無限遠という言葉があります。
単に無限ということも。

数学的や物理的には無限と言うものを扱うのは厄介な存在です。
例えば、ブラックホールは、
自分の重力で自分自身が押しつぶされていて
無限に縮んでいます。
ブラックホールの密度は無限なのですが、
光ですら脱出できない重力なので、「事象の地平面」と言われる
観測できない領域での出来事なので、現在の物理法則は破綻しません。

そんな「無限」ですが、
写真で言う無限遠とは、単にとても遠いもののことです。
有限距離であっても「無限遠」と言います。
星も太陽も月も無限遠。遠くの山も無限遠。
どこからが無限遠かというと、
大体、レンズの焦点距離によります。

ピントが合って見える範囲(被写界深度)が
すごい遠くも近くも同じなら、無限遠です。
(過焦点距離の記事に詳しく記載しています)

広角レンズになるほど、無限遠は近くになります。
ここで言う広角とはレンズの実焦点距離のこと。
(換算ではない)
スマホとかだとセンサも小さいので
実際の焦点距離はiPhone7だと約4mm。

Resize162047
たった1m位でも無限遠。

レンズには無限遠指標の∞マークが付いています。
Resize162048

気温や湿度によって無限遠のピント位置は変わるので
無限遠にピントを合わせる時は大まかな目安にしかならないので注意。
Resize162049
最近のレンズだと∞マークのしたに括弧がついていて
この範囲内で前後しますよ、とアピールしていたりする。

にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ
にほんブログ村

2017年6月14日 (水)

・BT.2020とは

色空間という言葉がデジカメ業界や印刷業界にはあります。
色空間とは色の種類を座標平面上に配置し、
数学的に計算ができるようにしたものです。

そもそも色というものは、見る人によって異なるし
同じ人だとしても気分で異なります
(落ち込んでいるときは色が薄く見えるとか)
その為、色を定義するのはとても難しい。

ただ、色とは可視光線のことなので光の波長とも言えます

そして、データとして色を扱うには定義をする必要があります。
一般的なものが三原色の赤緑青で3次元のRGB空間です。

パソコンのモニターなどはRGBの画素を光らせて
様々な色を作り出しています。

しかし、安いテレビと高級なテレビで発色が違うように
表示デバイスによって再現できる色が異なります。

それを統一するために様々な色空間が規格されました。
いちばん有名なものがsRGBです。
そして、写真をやる人の中で二番目に有名なものがAdobeRGBです。

色域の関係は下の図。
3
黄色の線がAdobeRGB。広い色空間を持っています。
馬蹄形の色が塗ってある部分が、色をx-y平面という
平面上にプロットしたときの可視光領域です。

sRGBもAdobeRGBも三角形の色域ですが、
これはディスプレイの画素がRGBからなるからです。

Rの画素だけ光らせた時に三角形の右下の頂点に来ます。
AdobeRGBが表現できるモニタと、sRGBのモニタの大きな違いは、
緑の画素をめいっぱい光らせたときの色の違いです。
AdobeRGBモニタのほうが緑画素が鮮やかに光らせることが可能。

最近(2017年)だと、このAdobeRGBも古い規格になりつつ有り
iPhone7では更に広いDCI-P3です。

そして、最近流行りのHDRディスプレイでは
BT.2020という色空間です。
2
ピンクの線がBT.2020の色空間。
ピンクの線を見ると、可視光の単色波長までくっついています。
(馬蹄形の図形に接している)
つまり、光そのものです。
これは印刷物では再現できません。
(蛍光塗料とか使えばいけるかもしれないが…)

こうした規格が出てくるということは、
写真がプリントから次のステージに進んだともいえます。
ただ、BT.2020は現状では動画でのみ用いられている規格で
静止画では存在しない。
HDRディスプレイで用いられるガンマのハイブリッドログガンマと
BT.2020をあわせてBT.2100という規格もできました。

にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ
にほんブログ村

2017年6月11日 (日)

・フォトコンテスト

Nisiというフィルターメーカーのフォトコンテストで入賞したので
フォトコン入賞者の写真をまとめた写真集が届きました。

Resize162046
フォトコンテストは、大きなものから小さなものまで、
またレベルが非常に高いものからそれほどでもないものまで、
芸術性が求められるものから、技術が求められるものまで、
様々です。

最近はネットで簡単に応募も簡単にできるので、気になったコンテストがあったら
応募してみるともしかしたらいいことがあるかもしれません。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ
にほんブログ村

2017年6月 8日 (木)

・プリント写真の反り問題

写真を展示したり飾ったりするとき
写真を「額に入れたり」するかと思います。
額に入れる以外にも展示の方法はさまざまあります。
たとえば、ハリパネに貼るとか、アクリル圧着とか。

しかし、湿度の高い日本では展示している間や
飾っている間に、写真が反ってきてしまう問題が発生します。

Resize162043
普通の紙もずっと置いておくとしわしわになる…

ポストカードももちろん反ります。
Resize162044

ハリパネも反りやすい。
Resize162040
なるべく厚いハリパネのほうが反りが抑えられます。
(7mmとか)

アクリルマウントも2週間の展示で
反ってしまいました、
Resize162042

Resize162041
アクリルは見た目がきれいな分値段が高いので、
アクリルの下にハリパネを貼っておくべきだったと後悔。

この反りを抑えるには、水張り(予め紙を濡らして、張るようにした状態で乾かす)や
木枠を使うなどあります。
しかし、展示を良くする方の話によるとアルミマウントですら反ってしまうとか…。

にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ
にほんブログ村

2017年6月 5日 (月)

・天空のポピー畑 リベンジ

天空のポピー畑に行ってきました(2週連続)
先週は天気が悪かったので
今週リベンジです。
天気が悪いなら悪いなりの撮り方が有りますが。
有名な、夕日と一緒に取りたかったので、
GPV天気予報を見つつ行ってきました。

Resize162038

ND1000を用いたのに、ファインダー塞ぐのを忘れて
ファインダー逆入射光が。
Resize162030
コントラストが落ちて、
ある意味レトロチックな雰囲気になりましたが…。
ペンタックスの次のフルサイズにはぜひアイピースシャッターを。
あと、倍率を大きく…。

ND1000とハーフNDを用いて動感表現。
Resize162032


Resize162031

肝心の夕日なのですが、
営業時間が18:00までです。
今の時期は日の入りは18:50あたり。
「日の入りの時を撮りたいのですが」と
会場の人に聞いたら駐車場は締めちゃうので
一旦出た後に、別のところに車停めて
下の方から入ってもらう分には…
とのお言葉をいただきましたが…。

Resize162036
許可はもらっていましたが、(会場の人の一人の意見なので)
カメラマンとしての
モラルは守るべき、会場外の路上から撮影しました。
Resize162029
この位置からが限界。

ただし、がっつり入っている人が何人かいました。
こういう人のせいで、年々カメラマンに対して世の中が
厳しくなってしまうんです。
三脚禁止の場所も増えているし。
会場の人も来年は「ダメ」と言うかもしれません。

マナー違反して撮った写真
「その写真、ほんとにいい写真ですか??」

撮れる場所からちょい望遠で構図など頑張って撮った結果。
Resize162033

Resize162028


Resize162034_2

例年の4割しか咲いていない、との事ですが
確かに奥のほうがとても少ない。
来年に再リベンジかな。

にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ
にほんブログ村

2017年6月 2日 (金)

・バッテリーの長期保管

スマホを使っていると大体2年くらいで電池持ちが悪くなってきます。
カメラに用いられているリチウムイオン電池も、同じバッテリーなので
経年劣化します。
(スマホほど頻繁に充電はしないと思うが)

使い方によってはすぐにダメになってしまうので
以下の事に気を付けましょう。

・長期間(数か月)使わないときは満充電にしておかない。
 50-80%位にしておく。

・本当に空になるまで使用しない
 ほとんどのカメラでほんとの空になるまでは使用しないように
 回路が組まれていると思いますが、
 過放電してしまうと、そのバッテリーは一気に使えなくなります。
 充電すらできなくなることも。

・過充電しない
 充電器で、過充電されないような回路が組まれていると思いますが
 過充電もよくないです。
 100%になるまで充電するのではなく99%にするのが良いです。
 同様に、普段あまり使わないバッテリーを
 充電器にセットしたままにしておくのもあまり良くないです。

にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ
にほんブログ村

« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »