・カメラレンズは無限遠での画質が優先
カメラ用のレンズの殆どは
ピント位置によって画質が変わります。
(近いものを撮ったときと、遠いものを撮ったとき)
殆どのレンズは無限遠での画質を優先して設計されます。
風景などで遠くの被写体を撮影したとき、
そのレンズの持っているポテンシャルが一番発揮されます。
星空などの点像が一番性能がわかる。
ただし、マクロレンズなど接写での画質が要求されるレンズでは
AF速度よりも、ピント位置によらない安定した
画質が求められます。
そのため、全群繰り出し方式など
どのピント位置でも安定した画質が得られる
フォーカス方法を使用しています。
Tamron 16-50mmF2.8で
ピント位置を変えて撮影。超高解像度評価のため、ペンタックスのRRSで撮影。
拡大(左が被写体に近いとき、右が遠いとき)
普通のインクジェットでプリントしたチャートなのでA4サイズのほうは
若干プリントのアラが見えてしまっているが…。
被写体に近いほど倍率色収差が大きいのがわかる。
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