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2017年9月19日 (火)

・ゲートブリッジと飛行機の軌跡撮影

若洲海浜公園から飛行機の軌跡と
ゲートブリッジが同時に撮影できます。

Resize162787

しかし、よく調べておかないと
全然飛行機が飛んでこなかったり、
不意に飛んできてシャッターチャンスを逃すことも。

写真家の知人に、
飛行機撮影で有用な情報を教えてもらえました。

・離陸、着陸時は向かい風になるように飛ぶ
・flightradar24というアプリで世界中の飛行機の場所がわかる

羽田空港とゲートブリッジと撮影ポイントの
位置関係はこんな感じ。

2

図の航路のように離陸してほしいのですが、
風の向きによっては、逆向きに離陸したり、
別の滑走路を使ったりします。
理想航路で離陸するには、北方向に離陸するため
北風である必要があります。

そこで、星撮影でも便利なGPV天気予報で風向きをチェック。

3
丸をつけた辺りが羽田空港なので、
この周辺の風向きが北風なら良い。

肝心のカメラの設定は、
飛行機が離陸してから、画角外になるまで
おおよそ、100秒ほどでした。
バルブ撮影で、1分半ほどで適正露光にするためには、
ISO100、F16位。
ゲートブリッジも白飛びしないようにするには
F45まで絞る必要がある。
Resize162788
(ND64使用でF5.6)
RAW現像で暗部を持ち上げた
Resize162789

F45まで絞れるレンズも少ないし、回折現象が起きるため
ハーフNDを使用したり、ND8などを使用したほうがいい
(ND8を使用すれば、F16)
ゲートブリッジだけ適正になるように撮影して
あとで合成するのも良い。

また、飛行機が離陸するタイミングが
撮影ポイントからでは見えませんが
前述のflightradar24を使えば判断可能。

4

上の図のように滑走路に入ってくる飛行機があれば
それは理想航路で飛んでくれます。
flightradar24で目的の飛行機が滑走路に入ったら
バルブスタート。
飛行機が滑走路に入らなそうであれば、
その間に、カメラの設定のチェックなどをやっておけばいい。

ちなみに大きい飛行機のほうが、大回りする。
小さい飛行機のほうが小回り。
軌跡を何本も出すには、パソコンなどを用いて比較明合成。

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