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2017年10月

2017年10月28日 (土)

・最近のAFの技術の進化

以前はライブビュー専用(コンデジやスマホも同じ)のコントラストAF
一眼レフで使用される位相差AFの二つの種類くらいしかAFの方式ががありませんでした。

位相差AFはAF用ユニットの中に、AF用センサーが入っています。
このAF専用画素をメインの撮像素子に埋め込んだものが
像面位相差AFです。
この方式だと、ライブビューでも高速にAFが可能です。

像面位相差画素は2つで1セットで、それぞれ半分マスクがしてあります。
そのため、AF用の画素を埋め込むと、その部分が画素欠陥となります。
たくさん埋め込むとAFの性能が上がりますが、画質が低下します。

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また、通常撮影用の撮像素子は画素ピッチがとても狭いので、
暗いところに弱いという欠点があります。

デュアルピクセルAFは
すべての画素を二つに分離し、全面を像面位相差AFにしたようなものです。
すべての画素をつかえる為、暗いところでも
画素加算などによってノイズを減らし、AFをすることができます。
また、絞って光束が変化しても画素密度が高いのでAFができます。

仕組み的には、カメラレンズの射出瞳の左側だけを用いて作った画像と
右側だけを用いて作った画像を使用するイメージです。
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実際にレンズの左側と右側だけを用いて撮影した画像
Imgp6792
視差が生じているのがわかります。
人間の眼と同じでこの視差によって
ピント位置を決めることができる。

ToFセンサー
レーザーを出して測距を行う特殊なセンサーです。
Tofとは(Time Of Flight)の略で、
光が返ってくるまでの時間で距離を測定するものです。
時間といっても光はすごい速いので、
光の波長の位相差を測定します。
かなり正確に距離を測定できますが、遠くまではレーザーを飛ばせない、
ガラス越しだと使えないなどの欠点もあります。

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2017年10月22日 (日)

・2017年も里の紅葉は期待できない

紅葉の季節になってきました。
ここ数年は里 (関東平野) の紅葉はきれいな紅葉になってくれません。
夏の気温なども原因の一つですが、
台風によって葉っぱが傷ついてしまうという理由が大きい。
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去年の鎌倉の紅葉

今年も超大型で非常に強い台風21号が10月後半になって
勢力を保ったまま関東に突入。
葉っぱがキレイに紅葉しないばかりか、
紅葉する前に散ってしまう可能性もある。

10月初めに日光に紅葉撮影しに行っておいてよかった…。

去年の鎌倉でも工夫すればなんとかアラは隠せる。
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2017年10月21日 (土)

・画質関係用語集

関連記事
レンズ関係用語集

画質関係で割と謎なワードはたくさんあります。
カメラ関係の話をしていると、画質の話になり、
たまについていけないこともあるかと思います。
その一例の紹介。

・線が太い、細い
シャープネスのかけ方の違いを表す用語。
線が太いとは、低周波成分のエッジを強調して
見栄えがする絵作りになりますが、テクスチャーなどの
ディティールが消失しがちです。
線が太いシャープネス画像
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線が細いシャープネス画像
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部分拡大
Hikaku

・ASIC
 エーシックと発音。画像処理エンジンの事。DigicとかBionzとかExpeedとか
 各カメラメーカでブランド名を付けているが、
 ASICの基本部分を作れる会社は世界でもそれほどない。
 有名なのがソシオネクスト(旧富士通)

・SN
signal-to-noise ratioの略。
信号処理の一般的な用語だが、
画質観点だとノイズ量を表すことが多い。
SNが良い⇒ノイズが無い。
SNが悪い⇒ノイズが多い。
画像処理でノイズをつぶすともともとの信号成分も失われるが
ノイズが減るのでSNが良くなったとか言ったりします。
SN悪い画像
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SNが良い画像
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・ゲイン
信号データを増幅すること。
スピーカーで例えると音量を上げること。
写真では暗い場所などでセンサーにゲインをかけることで
明るく写すことができる。
当然、ノイズも増幅される。
そう、ISO感度のこと。
ISO100からISO200にするのは、2倍のゲインをかけている。

・色が回る
一見すると意味の分からない言い回し。
色は、彩度、色相、明度の3つの種類に分類できます。
この中で、色相(色の種類)が変わってしまうことを、色が回るといいます。
3_2
色空間は大体こんな図で表されて、色相が変わると、
回転方向に動くので色が回るとか言います。
iPhoneは空や光が当たる肌などで色が回りやすい。
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・画素欠
画素欠陥の事。
センサーには少なからず画素欠陥が存在する。
静的画素欠陥は、工場の出荷時に補正を行って見えなくしている。
また、ミラーレス一眼で利用される像面位相差画素も画素欠陥とみなされる。

ただ、宇宙線の影響などで後から発生する画素欠陥や
高感度や高温になると見えてくる動的画素欠陥は、
専用の画像処理が必要になる。
また、長秒時NRで除去もできる。

・3A
スリーエーと発音。
AE,AF,AWBのこと。デジカメは3Aがちゃんとしているので、
シャッターボタンを押すだけで適正に撮ることが可能になっている。

・画処理
画像処理の事。画像処理によってノイズや色再現など行っている。
ここがメーカーごとに思想が異なり、好みが分かれるところ。

・NR
ノイズリダクションの事。
ノイズを取ることで画質が良くなるかといえば単純にそうではない。
強すぎると、本来あった細かい模様なども消えてしまう。

・眠い
コントラストが低くてしゃっきりしていない画像の事。

眠い画像
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眠くない画像
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・マクベス

カラーチェッカー(色見本)のこと。
自然界にある代表的な色(肌色、空の色、葉っぱの色等)
を24色集めたものと、グレーのパッチからなる。
この色見本を元に各メーカは色作りをしていることが多い。
今はX-rite社からカラーチェッカーと言う名前で発売されている。
もともとは、グレタグ・マクベス社の製品だったことから
現在でもマクベスという人が非常に多い。

・サチる
サチュレーション(飽和)の略。
色飽和白とびしちゃうこと。

・リニアな
日本語で言うと「線形な」
センサーに入ってくる光の量と、
画像上での明るさが比例関係になっている状態。
最終的な画像ではガンマがかかるので非線形になる。

・ラーメン
偽解像の事。格子などの細かい模様の被写体を撮影した時に
間違った補間をしてしまい、ラーメンの器に書いてあるような模様が出る。

・検波値
撮像素子から出てくる値を3Aで使える形にしたもの。
RAWではなく、3Aに使用するためのデータ。

・階調飛び/諧調破綻/バンディング
夕景の空などで、グラデーション部分に
段差が見えてしまうこと
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極端な画像処理をすると発生することが多い。

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2017年10月14日 (土)

・水辺での三脚の使い方

以前の記事で三脚の基本的な使い方を書きました。

この際に、安定性を上げるために、
三脚の脚は太い方からのばす、と記載しました。
ただし、例外が有ります。

滝を撮影するときや、砂浜で風景を撮影するとき等
水辺で三脚を使用することがある。
このときは三脚の脚は細い方からのばす必要がある。

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水に浸かったりする場所では細い方から伸ばします。
図の左は太い方から伸ばした例ですが、
三脚のロック機構に水や砂が入り込み、
三脚を痛めてしまいます。
特に海水とかだと乾くと塩がかんで酷いことになる。

一方、図の右側のように細い側からのばすと
ロック機構に水が入り込みにくくなります。

細い方から伸ばしても、最後に三脚をしまうときには、
水分を拭いて水が内部に入り込まないように気をつけましょう。

ハスキーの三脚であれば、全部分解して
オーバーホールが自分でできます。
改造して脚を長くしたりもできる。


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2017年10月10日 (火)

・日光に撮影に行ってきました

紅葉の日光撮影に行ってきました。
紅葉の時期はいろは坂の渋滞がヤバイと思っていたので
夜中に到着して、
みんなが来る頃にはかえるプランで考えていました。

日光をなめていました。
夜の2時位に戦場ヶ原に到着したのですが、
すでに駐車場がほぼ満車。

なんだろうと思ったら、
マイカー規制がされている撮影地へ行く朝4時発の
路線バス待ちだった模様。
立ち乗りも出るくらいの満員になっていました。
日光でマイカー規制されているところがあるなんて
全く情報を持っていなかった。

とりあえず夜明けまでは戦場ヶ原で星を撮影。

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月の光が明るい、霧が出ているので星はあまり見えず。
ただ、霧が出ていたので、車が通るたびに
白い虹が現れてました。
車のヘッドライトをハイビームにしているときのみ発生。
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夜明け

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竜頭の滝も朝8時位ですでに満車、渋滞が発生していました。

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金精峠

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日本で一番標高が高いトンネルらしい。

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2017年10月 8日 (日)

・LAOWA 12mm F2.8 Zero-D にフィルターを付けるときの注意

LAOWAの12mmは超広角レンズのため、
通常の円形フィルタはつけられません。

その代わりに、専用のフィルターホルダーが売られており、
これをつけることで角型フィルタが使用可能です。

私はNiSiのものを購入してしまいましたが、純正のもののほうが安い…。

そして、フィルタホルダーを使用してハーフNDを用いた撮影結果

Laowa12

矢印の部分に何か写り込んでいます。
よく見ると上の映り込みはLAOWAのロゴの逆転。
当たらな画像埋め込み型、著作権保護的な?

レンズ前面を見ると、ロゴが入っています。
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このロゴがフィルタに反射して写り込んだものと考えられる。
これじゃフィルタが使いづらいので、黒テープで隠しました。
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そういえば、ニコン1の水中ハウジングではレンズ前面に記載された文字が
写り込まないようにマスクするようなパーツが丁寧に付属していた。

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・宙玉天の川

宙玉で天の川を撮影しました。
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上の写真では天の川が良くわからないと思います。
実はこれ、非常に難易度が高い。

まず前提として、天気が晴れていて、
天の川が肉眼でもはっきり見える場所で、
月のない夜に撮影する必要があります。
この時点で、普通の会社勤めの人には
土日になるので、年に数回しかチャンスがありません。

さらに天の川をきれいに写したいなら、夏のほうが
銀河系の中心の明るいところが見えるので、
夏で、かつ空気が澄みわたっていないといけない。

天体ナビアプリ(StarWalk)での
7月の夜12時の天の川
Getfileattachment

11月の夜12時の天の川
1

そして、星撮影の基本ですが、
星は日周運動をするため、赤道儀を用いて星を止める必要があります。
ペンタックスのアストロトレーサーでは止められません。
これは、宙玉撮影では手ぶれ補正をoffにする記事と同様
宙玉の玉の部分はレンズの焦点距離と違い超広角になるため、
2つの焦点距離のレンズで同時に撮影するようなことになるためです。

また、空玉で玉の内部と外部で両方ともはっきりと写す為には
絞る必要があります。
F22とか。
そうすると必然的にシャッター速度も長くなるor感度を上げる
必要があるので、赤道儀のセッティングに精度が求められる。

また、天の川の星を大きく写す為にソフトフィルターを使用します。
宙玉には72mmのフィルター溝が切ってあるので、
ソフト効果が大きいsoftonBを使用。

今回撮影に用いた機材はこんな感じです。

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赤道儀は安価な、nanotrackerを使用。

日本の緯度はだいたい35度なので、
35度の角度がついているアングルプレートを使用。
(CP+でやっているアウトレットで購入)

私は極軸合わせで、北極星が見つけられない
ニワカなので、ポーラメーターを付けています

アングルプレートの下にあるのは、レベリング雲台。
水平出しを高精度に行うことができます。
アマゾンのタイムセールの時に安く手に入れました。

そのしたに、普通の雲台と三脚があります。
(ただし、大型で丈夫なもの)

意外と荷物が多く、車で行かないと大変です。

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2017年10月 3日 (火)

高ボッチで天体撮影

諏訪湖湖畔の高ボッチに行ってきました。
長野県の諏訪湖が望める山です。
お盆の時期にも下見に行きましたが、その際は
「こんな酷い山道なの?」と思いましたが、意外と人がいる。

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分かる人にはわかるかもしれない、
君の名は。の片割れ時のシーンでの舞台かもと言われている。

夏に行ったときは天気が悪かったのですが、
GPV(外部サイト)を見ると、富士山まで雲がかからず、
月もない夜で条件が良いので、星を撮りに行ってきました。

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(LAOWA 12mmF2.8 Zero-Distortion)

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(LAOWA 12mmF2.8 Zero-Distortion + KANI光害カットフィルタ)

手前の草が照らされていますが、
非常識な集団がいて、ずっと高輝度ヘッドライトを付けていました…。
その影響です。
三脚をずらっと並べて場所取りしたり、モラルがない…。

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(LAOWA15mm + ソフトンAフィルタ)

土日で条件も良かったので、人もたくさんいました。遠くから来た人も。

待望の夜明け。
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NiSiのハーフNDを使用。


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FA 77mm

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