・iPhoneX画質確認2
iPhoneXではスマホだからと
馬鹿にできない画質になっていることを前回の記事で確認しました。
今回は、iPhone純正カメラアプリと
AdobeのLightroomアプリでの画質の比較です。
Adobe Lightroomは写真をやっている人で知らない人はいないといわれるほど
有名なRAW現像ソフトです。
このアプリの中にあるカメラ機能では、Appleが作る画像処理とは
異なる処理で絵作りを行っています。
また、RAW記録も可能。
どちらの方が優秀なのか。
取って出しのjpegで比較。
すべてsRGBの色空間に変換しています。
まずは色再現について差を確認。
マクベスチャートの各パッチの輝度と色差を確認。
基本的にiPhoneの色づくりとLightroomの色づくりはかなり近い。
赤系と青系の彩度が若干iPhone純正アプリのほうが高くなっています。
また、Lightromアプリのほうが、黄色系の色に若干赤味を入れているのが分かります。
iPhoneアプリのほうがシャープさが高い。
部分拡大
この明るさの時は若干ですがlightroomのほうが
シャープネスが高い。ISO感度の違いか?
部分拡大
若干、Lightroomのほうがノイズが多いが
ディティールはどちらも同じくらい。
Lightroom
低照度時はホワイトバランスが、純正アプリと
差が大きくなっている。
純正アプリは赤っぽい。
lightroomのほうが高周波ノイズが多い感じ。
もっと顕著に差が現れるかと思いましたが
意外と差が小さくてびっくり。
ただ、一般シーンでは差が顕著。
DNG→JPEGにそのまま保存したのですが、
そうするとLightroomアプリでjpeg直保存とは処理が異なるのかも。
それぐらい違います。
iPhoneアプリ
Lightroomでは
ホワイトバランスと彩度の関係なのか色がくすんでいます。
Lightroomでは秋アラカにコントラストが足りていない。
ただ拡大すると、Lightroomでは石の質感がしっかり出ているが
iPhoneアプリではディティールが潰れて
エッジ強調ががっつりかかっている。
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