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2017年12月 5日 (火)

・アンセルアダムス展

富士フイルムのギャラリーで開催している
アンセルアダムス展に行ってきました。

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アンセルアダムスとは、写真の歴史上でも
かなり有名な人の一人です。
銀塩ネガフィルム(8x10サイズ、通称バイテン)で
緻密な描写の風景写真を撮影した写真家。
ヨセミテ国立公園の写真が有名。

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参考:http://anseladams.com/

上記の写真、写真をやっている人ならばわかると思いますが、
ダイナミックレンジが非常に広く、
肉眼に近い描写になっているのがわかります。

モノクロネガフィルムのダイナミックレンジ(ラチチュード)は
大体10-11Evですが、印画紙にプリントすると5Evくらいに狭まります。
(一番明るいのが紙の白い部分、暗いのが紙に現像した一番の黒が1/100とか)
そこで、明るい部分と暗い部分でそれぞれ、覆い焼きなどを行うことで、
プリント時に極限までダイナミックレンジを広げる
ゾーンシステムという技法を編み出しました。
ゾーンシステムの説明が分かりやすいサイト
http://darkroom.tokyo/?page_id=63

デジタルでいうと、露出を変えて3枚撮影したものを合成する
HDR撮影に似ています。

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