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2018年1月17日 (水)

・白色点とは

写真をやるにあたって、色の基準になる「白」
を決めることはとても大事なことです。
しかし、この白を決めることはなかなか難しい。
白っぽいじゃなく、明確な「白」を定義しなければいけない。

紙の場合は、何も印刷していない状態が白と言えます。
紙の種類によって、この白も様々な種類があることが
感覚的にわかると思います。

液晶ディスプレイのような発光体は、
経年劣化や製造ばらつき、パネルの種類などによって
色も変わるので、視聴環境によって「白」が異なってしまいます。

Resize163686
左右のディスプレイで全然色が違うことが分かる。
(キャリブレーションしても同じ色に合わせられないから、そろそろ買い替えかも)

いまは、ネットなどでいろいろな人がいろいろなディスプレイで
同じ画像を見ます。
なのに基準の色が異なっていると困るので、規格が設けられています。

主に用いられる白色点はD50やD65と呼ばれるものです。
D65の記事

白色点の変換には行列演算で数値的に変換ができます。
絶対的な色空間として(X,Y,Z)空間がありますが、
なぜ3軸かというと、人間の眼がRGBの三色で反応する細胞を持っているからです。

そのため、色空間の変換はたいてい、3×3の行列演算で求めます。
(高校数学Cで習う分野)

現在位置版一般的な色空間である
sRGBやAdobeRGBの白色点はD65で規定されています。
D65の数値的な座標は(X,Y,Z) = (0.95046 , 1.0 , 1.08906)です。

人間の眼の特性に近い色空間Labでは白色点はD50です。
(人間の眼の特性に近いとは、
 この記事の楕円がどの色でも同じくらいの大きさになる色空間)
Ciexy

Lab空間だと
二つの色が座標上でどの程度離れているかと、
人間の視覚的にどの程度違って見えるかが大体比例します。

白色点をD65(5000Kを白とする)からD50(6500Kを白とする)への変換式は以下になります。

                       
 

D65→D50

 
 

 

 
 

 

 
 

1.047886

 
 

0.022919

 
 

-0.05022

 
 

0.029582

 
 

0.990484

 
 

-0.01708

 
 

-0.00925

 
 

0.015073

 
 

0.751678

 

白色点の変換計算はXYZ空間で行われることに注意。

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