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2018年6月20日 (水)

・手ぶれ補正の評価方法

カメラの手ぶれ補正はCIPAで定められています。
CIPAの手ぶれ補正の資料はここで見ることが可能。
リンク

CIPAでは手ぶれ補正の効果の測定方法が厳密に定められています。(静止画のみ)
専用の加振台でブレを与えて、専用のチャートを写してブレ具合を確認します。
専用の加振台を使うので、人間の手のブレの特性と異なっています。

そのため、手ぶれ補正6段の機種でも、実際にシャッター速度で6段分長くしても
ぶれないわけではありません。
ただし、手ぶれ補正効果の一定の指標にはなります。

2
ぶれを表すグラフです。
横軸がシャッター速度、縦軸がブレ量を示しています。
シャッター速度が速くなるほど、ブレが小さくなることが分かります。

ブレ量が撮像素子の1ピクセルの大きさ以下になれば、
写真としてぶれていない状態になる。

手ぶれ補正OnとOffでは以下のようなグラフになります。
3
offよりもonのほうが、グラフが下側にいて、
同じシャッター速度でもブレ量が少なくなります。
このときに、ブレ量がある手ぶれ補正判定レベルのときに
onn/offでシャッター速度でどの程度差があるかが
手ぶれ補正量になります。
この図では2.5段分くらいです。

これらの手ぶれ補正の評価指数ですが、
まだドラフトの段階で、正式ではありません。
また、電子手ぶれ補正や
複数枚撮影し、位置合わせして重ね合わせる場合などは
この評価方法では評価できません。

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