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2018年7月 4日 (水)

・PLフィルタを使用した画像処理

PLフィルタは偏光した光を透過させたり遮断したりするフィルタです。
物体に当たった光は偏光するため、この情報を上手に利用すると
色々な使い方ができます。

一番簡単な使い方は、カメラに三脚を固定して
PLフィルタを回した複数の画像を使用する方法。
(PLフィルタは回転させて効果を変える)


撮影時にPLフィルタの効果が一番出るのは、被写体の角度が斜め下45°の時です。

フィルタなし
Resize

フィルタ有1
Resizeimgp3529

フィルタ有2(フィルター45度回転)
Resizeimgp3530

フィルタ有3(フィルター90度回転)
Resizeimgp3532

ここまでが、普通にカメラで撮影してできる部分。
Photoshopを用いてちょっと画像処理をします。

フィルタなしとフィルタ有の画像の差分をとると
物体の反射成分だけを取り出すことが出来ます。

11

この反射成分は光源の色そのものなので、
被写体にグレーが無くても
反射成分を見ることで正確なホワイトバランスを取ることが出来ます。

Resizeimgp3538

通常画像
Resizea
反射画像
上の写真は電球色蛍光灯下で撮影しましたが、

反射情報を見るとフィギュアの髪の青色などの影響を受けず
茶色っぽい光源の色だけが残っています。

これによって光源を推定してホワイトバランスを適切に取ることが出来ます。
Resize_imgp3538

フィルタ有画像も、PLフィルタの回転向きで3種類あるため、
差分画像も3種類作成されるため、これらの画像を
加算したり減算することで光の当たり方をコントロールすることが可能。

反射を取り除き、マットな質感に
Resizemat

2

反射を与えて、てかてかの光沢感に
Resizetekateka

3

3枚の差分画像をそれぞれの色にして
どこから光が当たっているかを示す画像の生成。
Resize_2

この情報を用いて、光の当たり方をより細かくコントロールができます。
元画像
Resize_3

フィギュアを置いてある木の板の反射率を無くす
Resize_4

直接、光源からあたった光だけのようなライティングできます。

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