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2018年9月18日 (火)

・花火のRAW現像方法1

ここ最近は花火大会が
酷暑やゲリラ豪雨の影響で
秋に行われることも多くなっています。
秋の花火大会に向けて、
花火のRAW現像について記載しておきます。

1:RAW現像を前提とした花火の撮り方
2:花火のみの場合のRAW現像
3:花火と風景を一緒に撮る場合のRAW現像

1:RAW現像を前提とした花火の撮り方

基本的な花火の撮り方は以前の記事を参考にしてください。
花火の撮り方

初心者向け花火の撮り方資料

RAW撮影を前提とした花火の撮り方も、
基本的には通常の花火の撮影と同じです。
花火に対して風下にならないようにする、白とびしないようにする、等。
風向きはWindy.comで調べるのが良いです。

ただし、RAW現像を前提にする場合は、
なるべくアンダーに撮影しておいた方が失敗が少ない。
Resize165749

適正露出での撮影がもちろん最適ですが、
白とびしてしまった場合はいくらRAW現像といえど、救えないので。

アンダーで撮影し、RAW現像でシャドーを持ち上げるので
ゴーストが発生していると思った以上に目立ちます。
レンズゴーストはできる限り抑えることも必要です。
そのためには、レンズ保護フィルターは外す、
フードを付ける、
余計な光が入らないような場所で撮影する等。

Resize165744
画像右の投光器によってゴーストが発生してしまっている。

また、花火の種類にも注意が必要です。
花火には暗い花火と明るい花火があります。
暗い花火をそのままアンダーで撮影してしまうと
暗すぎて、RAW現像時に持ち上げると非常にノイジーになってしまいます。

Resize165746_2  
Resize165750_3

暗い花火の代表的なものとしては、和花火、濃い青の花火等。
撮影前に判断するためにはある程度の経験や
花火プログラムを覚えることが必要になります。

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