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2018年9月25日 (火)

・花火のRAW現像方法3

1:RAW現像を前提とした花火の撮り方
2:花火のみの場合のRAW現像
3:花火と風景を一緒に撮る場合のRAW現像

今回は具体的なRAW現像についてです。
使用するソフトはAdobeCameraRAW(Lightroom)で説明します

3:花火と風景を一緒に撮る場合のRAW現像

撮って出しの画像
Resize165765

白とびしないように、通常花火撮影時と同じように
アンダーで撮影しています。

RAWのファイルをPhotoshopで開くとCameraRAWが立ち上がります。
Resizeraw1

やはり、最初に露出関係の項目を調整します。

Resizeraw2

白レベルを下げて、白とび部分を減らします。
(以前のCameraRAWでいう、白とび軽減と同じ)

Resizeraw3

明るさ関係を調整した後は、
明瞭度を上げて、画像全体をしゃっきりさせます。

ただ、今回の花火写真では風に流された花火の煙が写っているので、
この煙まで明瞭になってしまいます。

Resizeraw4

煙を目立たなくするために、かすみの除去をおこないます。
Resizeraw5

このあたりの調整は、実際に画像を見ながら
どの程度が適切かを自分で判断する必要があります。

明瞭度とかすみの除去の調整で
画像全体のコントラスト感が若干変わってしまうため、
最後に、トーンカーブで微調整を行います。

Resizeraw6

この微調整では、暗部-中間調までを少し持ち上げて
建物やレインボーブリッジを少し明るくしつつ、
煙の部分はあまり持ち上がらないようにしています。

Resizeraw7
彩度とホワイトバランスを調整します。
自然な彩度をがっつりあげて、赤青緑の千輪の花火部分が
鮮やかになるようにしています。
しかし、彩度を上げたことによって橋の部分のグリーンも
かなり強調されてしまいました。

これだと橋の主張が強すぎるので、
色相別のコントロールタブ部分で
グリーンとアクアの彩度を下げます。

Resizeraw8

橋の色がかなり落ち着きました。

さらにここで、花火の千輪の部分を強調したいので
円形フィルターで花火の部分を囲って
この部分のみ、彩度とホワイトバランス、明瞭度・かすみの除去を調整します。
Resizeraw9

花火部分がくっきりしました。
この花火の部分を拡大してみます。
Resizeraw10_1
赤青緑の三色の花火で、青の花火は輝度が低く
暗く見えがちなので、色相別コントロールタブで

ブルー・パープルの輝度を上げておきます。
Resizeraw10

最後に画面フィット表示で全体を確認。
空がグレーすぎる気がするので、
段階フィルターを用いて、空の部分だけ
ホワイトバランスを少し青よりにします。

Resizeraw11

このままでは、橋や花火まで青被りしてしまうので、
右下にある「範囲マスク」で輝度を選択し
空の暗い部分にのみ適用されるようにします。

Resizeraw12

完成!
(ノイズ処理などは前回と同じようにやります)

RAW現像前

Resize165765_2

RAW現像後

Resize165766

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