・シフト可能なマウントアダプターとレンズ
ミラーレスカメラが世に出てから、
マウントアダプターを介して様々な一眼レフのレンズが
付けられるようになりました。
しかも、ただ単につけられるだけでなく
フランジバックの差分のスペースを利用して
ティルトやシフトができるマウントアダプターもあります。
シフトレンズを買おうか迷ったのですが、
ペンタックスのKマウントではSamyangから出ている一種類のみで
価格も8万ほどします(これでもキヤノンなどの純正よりはるかに安い)
私の場合、使うシーンは花火撮影位なので
あまり高価なものを買うのには気が引ける。
そこで購入したのがKiponから発売されている
Kマウント⇒Xマウントアダプター
富士フイルムのXマウントはAPS-Cサイズなので
フルフレーム用レンズを用いれば、
シフトしてもイメージサークルに余裕があります。
富士フイルムのカメラボディは持っていなかったので
ヤフオクで格安で入手しました。
外装がボロボロになっている。
撮影機能自体は問題ないのでよしとする。
ちょっとやりすぎ感がありますが…。
上記の撮影ではLaowaの12mmを用いています。
このK-Xマウントアダプタを用いてシフト撮影する際に
用いるレンズの注意点。
・絞りリングがある
絞りリングが無いとF値をコントロールすることが出来ません。
無理やりやる方法もありますが…
・フルフレームのイメージサークルを持っている
・フルフレーム撮影時に周辺画質が良い
シフトではイメージサークルの外側を使用するので周辺画質が重要になります。
・歪曲収差が少ない
せっかくシフトして形を整えるのに、歪曲収差があると曲がってしまいます。
さらにイメージサークルの端を使うため、不自然な曲がり方になり、
後で補正するのも困難です。
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