・天の川の見える時期
そもそも天の川とは何なのか。
天の川は地球の所属する銀河系を地球から見たものです。
銀河系を上から見るとこのような形をしており、
地球を含む太陽系は、銀河の端の方にあります。
横から銀河系を見ると、中央部が盛り上がったどら焼きのような形です。
この銀河系の中に地球があるので、
下の図で赤矢印や青矢印の方向を見ると星がたくさん見えます。
これが天の川です。
一方、黄色矢印の方向は星があんまりありません。
ちなみに星空を見ていて、目で見える星はすべて銀河系の中の星です。
銀河系の外の星は遠すぎて見えません。
一部の星雲(別の銀河)が見えるくらいです。
アンドロメダ銀河やマゼラン雲など。
また、上の図でいう、赤矢印は銀河系の中心の方向なので
より天の川が明るく見えます。
青矢印の方向は銀河系の外側の方向なので、天の川でも暗い部分です。
夏は赤色の矢印の方向が見え、冬は青色の矢印の方向が見えます。
そのため、七夕などの夏のほうがよりはっきりと天の川を見ることが出来ます。
天の川の写真を撮るなら、夏のほうが良い。
沖縄で撮影した夏の天の川(9/29)
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