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2018年12月24日 (月)

・ファインダー視野率100%とは

デジタル一眼カメラではファインダーを覗いて
フレーミングを決める機種も多いですが、
一眼レフでは視野率というものが一つの重要点になります。

視野率が100%じゃないとどうなるのか。

Finder

上の図がファインダーで覗いたときのイメージです。

そして実際撮影できた画像
Resize165985_2

左端に余計な黒いものが写り込んでいます。
視野率が100%未満だと、
実際に写る画像と、ファインダー像の画角が異なります。

例えば視野率95%の場合。

11

実際に写る部分(緑部分)に比べて
ファインダーで見える部分(青部分)は
縦横で95%分しか見えないことになります。
面積比率が95%というわけではありません。

視野率100%のファインダーだとしっかり映る範囲が見えますが、
カメラの組立時に精密に組み立てなければいけなかったりなど
緻密な作業になるため、高級機にしか搭載されていません。
また、光学部品もペンタプリズムなど
高価なものが必要になります。

ペンタックスではエントリー機種から
視野率100%ですが、
これは手ぶれ補正のSR機構を利用することで、
撮影の瞬間に調整した中心にセンサーを
ずらすことで実現しています。
(そのためレリーズタイムラグが他社よりある)

ミラーレスカメラでは撮像素子に当たる像を
そのまま電子ファインダーに出すため、
視野率は基本的に100%です。
※撮影時の画質設定がそのまま見えているわけではない。
 撮影時はセンサ駆動モードが違うことが多い。

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