・クアッドピクセルセンサによるHDR
以前にセンサ上でHDRを行う技術について記載しました。
この方式は、時間方向に長秒露光と短秒露光を行います。
ハイライト付近では短秒露光の情報を用いて白飛びしないように、
シャドー付近では長秒露光の情報を用いて黒つぶれしないように制御します。
これによりダイナミックレンジを広げることができます。
最近の中華スマホに搭載されているクアッドピクセルセンサでも
撮像素子上でHDR合成ができます。
クアッドピクセルセンサでは4つの画素を
一つの画素とみなして画像を作成します。
この時、隣接する各色の画素にそれぞれ
短秒露光、長秒露光の役割を与えることで
HDRを行うことができます。
ただし、通常撮影では4つの画素を画素加算することで
ノイズを1/2に減らせるのに対し
HDRでは2つの画素しか使えなくなるためノイズは増えます。
撮像素子上でHDRを行うのは
ダイナミックレンジとSN比のトレードオフになることが多い。
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