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2019年4月16日 (火)

・スマホのディスプレイと色域

最近のiPhoneやXperia、Galaxyなどの
ハイエンドスマホは非常に良いディスプレイを搭載しています。
HDR表示などの最大輝度もそうですが、
色域もかなり広がっています。


パソコンのディスプレイはほとんどのものはsRGB、
映像や写真用の良いものでもAdobeRGBをカバーするくらい。
それに対し、スマホのディスプレイは
Display P3やそれ以上のBT.2020にせまるものもあります。
2


ちなみにiPhoneはDisplay P3ですが、
この規格はApple独自のもので一般的なDCI-P3と少し異なります。
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これまで、世の中にある殆どのディスプレイは
sRGBかそれ未満しか表示できなかったため、
Web上の多くのコンテンツはsRGB規格で作られています。
意識しなくても、パワーポイントやら普通のデジカメの写真は
このsRGB色域になっています。


しかし、最近はスマホでコンテンツを見ることも多くなったり
ディスプレイも良くなってきたので、この前提が崩れつつあります。
ハイエンドスマホでは、既存のsRGBのコンテンツも
独自のエンジンでP3規格などに拡張して
色鮮やかに表示しています。


更にiPhoneではiPhoneカメラで撮影した画像は
Display P3規格になります。
何も考えずにそのままWebにアップロードすると
正しい色で見えない可能性があります。
以前の記事※このときはDCI-P3と書いていましたがDisplay P3の間違いです。


iPhoneのカメラ写真をそのままアップロードして
それをXperiaなどで見ると、
アプリによってはP3で表示できないどころか
そこからディスプレイ側の色域拡張処理が入って
もう訳のわからない色空間になってしまいます。


 




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