・ペンタックス K-30の黒死病を修理
しばらく使っていなかった一眼レフを使おうとしたら
撮影画像が真っ暗になっていました。
どうも絞りが絞り込まれて、暗くなってしまっている様子。
このように真っ暗になる。
いわゆる黒死病というやつらしい。
ペンタックスのエントリー機種のK-30とK-50でよく起こる。
普段使わないカメラなので20000円近く出して修理するのはもったいない、
かといって、お気に入りのオーダーカラーなので
捨てたくはない。
ネットで調べてみると、自分で修理している人の記事がいくつか出てきます。
チャレンジしてみました。
参考にしたページ
PENTAX K-30 絞り制御不良 修理方法
PENTAX K-30の絞り制御ブロックの不具合(通称:黒死病)を修理する
基本的な修理の方法は上述のブログにお任せするとして、
私が行ったときの注意点などを記載します。
〇ネジはカメラの大雑把な図+両面テープで管理
ペンタックスのカメラのネジは長さが同じでも、
止めるパーツが金属製か樹脂製かでネジのピッチが異なります。
わからなくならないように上記写真のように管理しておくのが良い。
〇コンデンサには触らない
矢印の部分のタンクのようなものがストロボ用コンデンサです。
高電圧の電気が溜まっているので、この周りの回路とか触って
通電してしまうと、
「パーン!」と爆発して感電します。
超ビビります、カメラが修復不可能状態に壊れます。
何が起きたんだ、と5分くらい思考が停止します。
最悪死にます。
幸いなことにコンデンサは絞りブロックとはマウントの反対側なので
今回の修理ではアクセスすることはありません。
但し、分解は自己責任です。
分解すると防滴性も担保されなくなります。
〇犯人のU字型の金具の取り扱い
犯人のU字金具の修理方法には、
・ジャンク品の別のカメラのものと交換
・やすりで削る
・はんだを盛る
の3通りがありますが、
わたしはやすりで削りました。
100均で売っているダイヤモンドやすりで削ったのですが、
削りすぎました。
表面をちょっとざらざらになる程度にしたのですが、
削りすぎて、逆に絞りが開放状態になってしまいました。
白死病??
削る方法だとやり直しがきかないので、はんだを盛る方法のほうがよさそうです。
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その後無事に直されたのでしょうか。
ネジの図を拝借・印刷したものが、とても役に立ちました。
当方の場合、荒砥石で接地面をごく軽ーく削っだだけで無事に動き出しました。感謝感謝!
投稿: 123 | 2019年12月30日 (月) 16時18分
コメントありがとうございます。
ジャンク品からパーツだけとってきて治そうと思っていますが
未だ直せていません…。
ごく軽く削るだけでいいんですね、、削りすぎました。
ネジの図は自分用に書いたので雑ですが活用されたとのことで良かったです。
投稿: 管理人 | 2020年1月 2日 (木) 23時14分
ジャンクからパーツを取ってようやく修理できました。
投稿: 管理人 | 2020年4月18日 (土) 22時50分
自分と同じカラー!珍しいですねー。うちのもその状態になってしまって……
自分もジャンクを探そうと思ってるのですが、どの機種が同じパーツなのか分かりません。
お手数お掛けしますが、教えていただけると幸いです。
投稿: 餡子熊王 | 2020年6月 8日 (月) 15時42分
餡子熊王さん
コメントありがとうございます!
オーダーカラーだと愛着が出るので長く使いたいですよね、、、
パーツはデジタルのKマウント一眼レフであればどれでも取れると思います。
(私はK10Dのジャンクをオークションで安く購入しました)
*istDとかでもOKです。
フィルムのも一部大丈夫と記載されているブログを見ましたが、
フィルムはデジタルと分解の順序とかも違うので、やめておいたほうが良いと思います。
投稿: 管理人 | 2020年6月15日 (月) 22時29分
ネジの配置図を拝借させていただきます。
U字部品の窪みに薄くハンダをもる方法で治す予定ですが、
MZ-10のジャンクが入手出来れば、プラ部分が緑色ソレノイド(中国製?)から
白色(日本製)に交換しようと思ってます。
良い情報を提供して頂き感謝しています。
投稿: 達磨 | 2020年7月26日 (日) 04時28分
達磨 さん
役に立ったようで良かったです。
無事治ると良いですね。
投稿: 管理人 | 2020年7月30日 (木) 22時48分
初めまして。
大変詳細なかつ分かりやすい分解方法をご教授頂き、
お陰様で、無事K-50の修理を行う事が出来、
大変感謝致しております。
私は、問題の部品を加工する技術がございません為、
取り敢えず、その辺にあった紙やすりで10回程度擦って、水洗いを行いました。
取り付けてみますと、全く問題なく動作し驚いております。
他の方の記事によりますと取り外しのみでも(すぐ再発の可能性がある様です)
動作する様になるとの事ですので、早々に再発の可能性もありますが、
またその時は、再度方法を考えようと考えております。
まだK-30とK-S1が残っておりますが、K-50の状況をみて実施しようと思います。
誠に有難うございました。
投稿: PENTAX最高 | 2020年9月14日 (月) 10時39分
PENTAX最高さん
治ったようで良かったです。
ヤスリで削っていれば問題なく使えると思います。
(渡しの場合は削りすぎてしまいましたが…)
たくさんペンタックス持っていますね。すごい。
投稿: 管理人 | 2020年9月16日 (水) 22時10分
初めまして。
私もK30の黒死病、経験しました。私の場合は、U字パーツにハンダを盛り付ける方法をとりました。2ヶ月以上は再発がないので、ひとまず安心かな、と。
それと、同じパーツはフィルムカメラでも使っています。私は、地元のハードオフでMZ50をいくつか見繕ってきて取りました。デジタルよりもネジの数が少ないし、部品を取るだけであれば、前カバーを片側外すだけですので、簡単です。MZ7だとポップアップストロボにも使われているので、2個取れます。
投稿: ねいしゃん | 2021年11月27日 (土) 20時35分
情報どうもありがとうございます!
私はフィルムカメラの分解はしたことがなかったので、
どうやってカバーを外せばいいのかわからず、
結局デジタルの古い機種を買ってしまいました。
投稿: 管理人 | 2021年11月30日 (火) 18時14分