2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« ・スクウェアフォーマットで建物を正立させるコツ | トップページ | ・Kenkoスターリーナイトフィルターを確認 実写編 »

2019年9月27日 (金)

・NisiとKANIのハーフNDを比較

NisiのリバースハーフND1.2を持っていたのですが、
KANIの同様の製品を買ったときに、
Nisiのものは売ってしまいました。

しかし、Nisiのフィルター特性のクセが気に入っていたので
再度購入をしました。


ここで、NisiとKANIのリバースハーフNDフィルターの比較紹介をします。

左:Nisi 右:KANI
Resize168837

両製品とも、NDの一番濃い部分は4段分の減光効果があります。
しかしフィルター特性はだいぶ異なります。
左:Nisi 右:KANI
Gradation
中心のNDの境目の部分が
KANIは緩やかですが、Nisiはかなり急峻になっています。
急峻だと使いづらいという面があるのですが、
望遠レンズで使用するときは、急峻なグラデーションじゃないと
十分な効果が発揮できません。
また、境目が急峻だとエフェクト的な効果も出しやすくなります。


次に、フィルターによる色かぶりについて。
フィルターによる色かぶりはできる限り少ないほうが良いです。
KANIフィルターは色かぶりが少ないといわれています。

まずは反射光を見てみます。
フィルターを付けてもなるべく多くの光を透過してほしいので、
表面での反射は少ないほうが良い。

Resize168839

ハーフNDの透明部分での反射光の色は、
Nisiフィルターは反射光が紫っぽい。
→紫の光を通さないので、反対色の緑っぽく色かぶりするはず。

KANIフィルターは白っぽい。
→色かぶりは少ないと思われる。

Resize168838

ハーフNDのND部分での反射光の色は、
Nisiフィルターは反射光が青っぽい。
→青の光を通さないので、反対色の黄色ぽく色かぶりするはず。

KANIフィルターは茶色っぽい。
→黄色系の光を通しにくいので、青っぽく色かぶりするはず。。


次に実際にフィルターを付けてみて撮影画像で色かぶりを確認してみます。
フィルターなしでグレーカードをワンプッシュホワイトバランスで撮影します。
その状態で、フィルターを付けて撮影して色を確認。

Nisiフィルター
Kaninishi-3
a*b*平面グラフ
Kaninishi-1
「フィルタなし」と「透明部分」、「ND部分」をみてみると
グラフ上でかなり離れています。
これは色かぶりが大きいこということ。
しかも反射光からの予想通り、透明部分は緑の色かぶり
ND部分はオレンジっぽい色かぶりをしています。
色かぶりの色の種類が異なり扱いづらい。

KANIフィルター
Kaninishi-4
a*b*平面グラフ
Kaninishi-2
噂の通り、Nisiフィルターに比べて色かぶりがかなり少ないのがわかります。
特に透明部分はa*b*平面上での距離が1程度なので気にならないレベル。
ND部分はわずかに青っぽい。


これらの結果から、一般使いにはKANIフィルターのほうが
使いやすいフィルターだといえます。
しかし、私があえてNisiフィルターを再購入した理由とは。
特定のシーンでこの色かぶりが有用に働くからです。

Resize168836

Resize168835

夕暮れと水面のシーンにおいて、
NisiのハーフNDを用いると、空をより赤く、
水面をより水色(シアン)の独特の色にしてくれます。


KANIフィルターに切り替えたときに、こういうシーンで
どうしてもNisiを使った時のような色味が出せずに
再購入してしまいました。

にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(PENTAX)へ
にほんブログ村

 

« ・スクウェアフォーマットで建物を正立させるコツ | トップページ | ・Kenkoスターリーナイトフィルターを確認 実写編 »

写真講座」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ・スクウェアフォーマットで建物を正立させるコツ | トップページ | ・Kenkoスターリーナイトフィルターを確認 実写編 »