・ミラーレスだとゴーストが発生しやすい
スマホのカメラはどのメーカのものもゴーストがよく発生します。
これは単純にレンズコーティングの性能差というわけではなく
構造上避けられない問題もあります。
レンズ内で反射した光がセンサに入ってくることでゴーストとなります。
このゴーストはレンズとセンサの距離が近いほど発生しやすくなります。
センサとレンズが遠ければ、レンズ内で反射した光は
センサの外に逃げていきやすい。
しかし、センサとレンズが近い場合、レンズ内で反射した光は
センサに入ってしまう。
このように、センサとレンズの距離が非常に近いスマホでは
どうしてもゴーストが発生しやすくなってしまいます。
また、同様の考えで、
センサとレンズが近い、ミラーレス専用設計のレンズと
ミラーレスカメラでは、一眼レフに比べてゴーストが発生しやすくなります。
レンズ設計者は、ゴーストが発生しにくくなるように工夫した設計を心掛けている。
コーティングでゴーストを防ぐのは最後の手段です。
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