・一枚の画像から深度マップを作る技術
深度マップとは画像の中での位置関係を表した図です。
この図の、左側が普通の写真。
右側が深度マップ(DepthMap)です。
色が黒いほうが手前側で、白いほうが奥側を表しています。
この深度マップを用いると、3Dデータを作れたり、
背景ぼかしを行うことができます。
この深度マップの作り方は、一般的には
二つの並べたカメラを用いることが多い。
人間の目と同じように、二つのカメラの視差から
距離を測定します。
最近のスマホに複数のカメラが付いているのはこれが理由の一つです。
最新の技術では、カメラが一つであっても
この深度マップを作製できるものがあります。
それがAI(DeepLearning)を用いた深度マップ生成。
人間はこの写真一枚でも、今までの経験上から
どのあたりが奥で、どのあたりが手前かがわかります。
AIも学習をさせれば、人間と同じように
単体の画像から深度を読み取れるようになります。
学習のためにはたくさんの正解データを用意する必要あり。
人間の経験に迫るほどの大量のデータを学習。
これらの2眼とかから作られた深度マップと
画像データをセットにしたものを大量に学習することで
人間に近い感覚の深度マップが作成できるようになります。
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