・光害カットフィルターの効果はあと数年?
最近各社から発売されている光害カットフィルター。
星の写真を撮る際に、人工光をカットしてくれて、
星の光を通すとして人気です。
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このフィルターの仕組みとしては、
人工光でよく使われる
「ナトリウム灯」と「水銀灯」の波長の光だけ通さないというものです。
しかし、最近では水銀灯は環境に良くないということで
製造や販売中止になってきています。
町の中にある街灯も水銀灯はほぼなくなってきました。
オレンジの光のナトリウム灯はまだまだたくさんありますが、
今後どうなるかわかりません。
ナトリウム灯がなくなったら、現在売っている
光害カットフィルターは使えなくなってしまいます。
最近代わりに使われている光源はLEDです。
LEDの分光分布はこんな感じ。
LEDは特定の波長に輝線があるのではなく
連続スペクトルになっています。
青い部分にいちおう輝線がありますが、ここをカットしても
殆どの光はカットできません。
どちらかというと、星の光と似たような感じのスペクトルです。
そのため、LEDの光を通さないようなフィルターを作ると、
星の光まで通さなくなってしまいます。
なので、LED似対応した光害カットフィルターはおそらく作られないと思います。
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