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2020年4月

2020年4月27日 (月)

・FA limited31mmのウェポン化のケラレ確認

ペンタックスの人気レンズFA31mmはウェポン化という改造?が
たまに話題になります。

ウェポン化について書いてあるブログ

主に、APS-Cサイズで使用するときに、フードを延長して
フレア、ゴースト耐性を上げるという対策です。
また、FA31mmは組み込みフードのため、
ステップアップリングを用いたり、角形フィルターや使えないという弱点がありますが
これを解決することができます。

Resize174155

一部ウェポン化してフィルターを使えるようにしてみた。
問題は、この状態でフルフレームのセンサで使用したときにケラレが発生しないか。
像倍率が変わるので、ピント位置無限と至近で確認。

無限
Resizenone_inf  

至近
Resizenone_near

ケラレはありません。
構図微調整機能でセンサ位置を動かせる一番下までもっていったとき。

無限
Resizenone_inf_sift

シフトした側(画面したの隅)が無限でわずかにケラレています。
センサがイメージサークルの中央にいないとケラレるので、
手振れ補正を使うとき、アストロトレーサーを使うときなどは注意が必要。

 

次に、私の撮影スタイルで重要な角形フィルターを用いる場合で
「センサが中央にいるとき」にケラレがないか確認。
フィルターホルダーを付けます。

Resize174153

Resize174154

使用しているのは
ステップアップリング 58-72
ステップアップリング 72-82
KANI 100mmフィルターホルダー

この状態でのケラレを確認。

無限
Resize01_holder_inf

至近
Resize02_holder_near

無限で四隅が少しケラレてしまっています。
FA31mmで角形フィルターを使うには、
RAW現像時にわずかにクロップする必要がありそうです。


ケラレがどこで発生しているのか確認するため、
フィルターホルダーを外して、ステップアップリングだけで撮影してみました。

Resize_raw_imgp6916

フィルターホルダーを外してもケラレています。


ステップアップリングの時点でケラれていると
より幅の広い角型フィルタだとしてもNG。
FA31mmで角型フィルターを使えるとおもったが、何も制限なしは厳しそう。
APS-Cなら何も問題ないけど…。
もしリニューアルするなら、10-18mmのフィッシュアイのように
フードを外せるようにしてもらいたい。

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2020年4月17日 (金)

・解像度一覧

カメラの画素数とは別の観点として、
ディスプレイの解像度としてよく使われる値があります。
それについての一覧。
主にカメラ関係で使われるものを抜粋。

  読み方 画素数 使われている場所の例
HQVGA ハーフキューブイジーエー 240x160 約3.8万画素 ToFセンサーやAEセンサーの画素数
QVGA キューブイジーエー 320x240 約7.6万画素 ToFセンサーやAEセンサーの画素数
HVGA ハーフブイジーエー 480x320 約15万画素 背面液晶の画素数
VGA ブイジーエー 640x480 約30万画素 背面液晶の画素数
HD エイチディー 1280x720 約92万画素 動画録画時の設定
FHD(2K) フルエイチディー(ニケー) 1920x1080 約200万画素 動画録画時の設定
4K ヨンケー 3840x2160 約800万画素 動画録画時の設定
8K ハチケー 7680x4320 約3300万画素 動画録画時の設定


QはQuarterのことです。1/4のこと。

表から、8Kの映像を撮影するには3300万画素もの高画素カメラが必要になります。
ただし、3600万画素の写真用カメラでは画素数が足りないので注意。

14_20200417233701

一眼の撮像素子はアスペクトがだいたい3:2です。
一方、映像の8Kは16:9。
3600万画素のカメラでは横方向の画素数が8Kの7680画素に届きません。
3:2アスペクトの撮像素子で8K映像を撮ろうと思ったら約4000万画素必要になります。

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2020年4月15日 (水)

・天の川のあぶり出し方

Resize174124
SNSではよくこのような、
天の川がすごい写真を見かけることがあります。
この場所はこんなにも星が見えるの!?
と思うかもしれませんが、実際にはこれほど肉眼では見えません。
肉眼では「ここに薄っすらと天の川があるかも?」程度です。
しかし、写真で撮るとかなりたくさんの星が写ります。

Resize174125

とはいえ、カメラからの撮ってだしの画像だとこのくらいです。
(このくらいは映っていないとあぶりだせない)

ここからRAW現像と画像処理で天の川を目立たせる処理が
あぶりだしです。

「こんなの、写真じゃない!」
という人もいると思いますが、写真表現の一つだと思っていただければ。

今回用いる画像は、千葉で撮影したものです。
撮影時には、光害カットフィルターソフトフィルターを用いています。
焦点距離は50mmのレンズ。
天の川を写すときに、50mmくらいだと星がある程度大きく映るし
50mmの明るいレンズは安価なのでよく使います。
広角もいいけど。

処理に使うソフトはLightroom(CameraRAW)です。

※星空の現像方法は人によって好みも違ったり、
 手順も違うので、あくまで私が現像したときの例です。
 これ以外にももっとすごい現像方法はたくさんあります。


まずは、レンズ収差補正を行って、周辺減光と色収差を軽減します。
Resize174116

次に露光量で、画像全体の輝度をあげます。
明るすぎるくらいで問題ありません
ヒストグラムを見て白飛びしない範囲で持ち上げる。
Resize174117

コントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベル
を調整して、天の川が濃く見えるようにします。
コントラストは強めが良いですが、
その他の項目は、空の状態にもよるので
一概にこうしたほうが良い、というのはない。
Resize174118

次に、テクスチャ、明瞭度、霞の除去をプラスにふって
天の川を強調します。
かなり効果があるパラメータですが、やりすぎは良くない。
特に「かすみの除去」は強くかけすぎると、色が偏ってしまい
後で赤い星雲の色などを出そうとしても出なくなるので注意。
かすみの除去はあぶり出し効果が強いですが弱めに。
Resize174119

トーンカーブを調整して、天の川の薄い濃淡を強調します。
また、全体の明るさをここで整えていきます。
ここも一概に正解はないので、微調整をトライアンドエラーです。
Resize174120


露出関係の処理が終わったら、色を調整します。
ホワイトバランスと彩度で赤い星雲の色が出るように。
彩度は上げすぎるとギトギトになるので注意。
Resize174121

これはおまけですが、画像の上の端っこ部分の光量落ちが大きいので
段階フィルターで明るくしました。
Resize174122

これもおまけですが、最後に明暗別色補正で
少しだけ色を整えました。
Resize174123

これでこのシーンは完成

Resize174124

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2020年4月 8日 (水)

・星空撮影時は赤色LEDに注意

天体観測時には、暗いところに慣れた目を刺激しないように
赤いライトが良く使われます。

赤いライトが良い理由の説明記事

天体撮影時にも、レンズを変えたり、カメラの設定を変えたりするときに
手元を照らすために赤いライトが良く使われています。
しかし、これは実はあまりよくありません。

Resize174107

星景撮影時は長時間露光をすることが多く、
有名撮影地だとだれがどこにカメラを向けているかわかりません。
そうすると、赤いライトが映りこんでしまうことがあります。
上記の写真も下のあたりに赤いライトが映りこんでいます。

写りこんでいない写真
Resize174106

撮影している方向に向けていなくても、漏れ出た赤い光は
星を撮影するようなカメラにはかなりくっきりと映りこんでしまう。

これを防ぐために、赤色のライトの使用は避けましょう。
とはいえ、赤色ではない最近普通に売っているライトは眩しい高輝度のものが多い。
また、白色LEDだと青色の成分を強く含むため、暗所視を刺激してしまいます。

そこでおすすめなのが電球色LEDのライト。

Ledspec

電球色のLEDであれば、青の成分が少ない。
両手が空くヘッドライトで、光量も少ないヘッドライトとしては
モンベルのミニヘッドランプ

電球色のLEDと白色LEDを備えています。
上側のライトが白色LEDで、下側が電球色LEDになっています。
移動時には白色LEDで明るく照らすことができる。

ただ、この電球色のLEDでも輝度が高く明るい。
そこで、下の写真のようにフィルムタイプのNDフィルタを貼って減光しています。

Resize174108
下の部分にNDを貼っている。
貼り付けたNDは4段減光するND1.2です。


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2020年4月 3日 (金)

・天の川リフレクション

千葉の外房まで天の川を撮影しに行ってきました。
外房で、南のほう(いすみ市や鴨川あたり)まで行くと
光害が少なく、天の川が良く見えます。

その中でも、江見太夫崎(えみたゆうざき)の岩場では
リフレクションが狙えます。

Resize174097

岩場を歩くので、歩きやすい靴(水に多少使ってもOKな靴)と
ヘッドライトが必須です。

潮の満ち引きには注意が必要。

Resize174098

到着時、リフレクションの狙える場所として、この写真の角度から
小屋が撮れる場所まで行ったのですが、
潮が満ちてきたら、完全に水没して危険でした。

Resize174100

上の構図で撮れるあたりより奥にはいかないほうが良い。

Resize174101

天の川が横になるような構図は
2月-4月位までの深夜(午前2時以降)。

天の川のリフレクションは風が吹くと撮れないので
非常に難しいです。
(今回も撮れなかった)

天気が良くて、新月が近くて…というとチャンスがほとんどない。

Resize174099

日の出もきれいです。

 

Resize174096

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2020年4月 1日 (水)

・MFレンズをAFとして使う方法

最近は中国製や韓国製のレンズが
安くて性能の良いものが出ています。
しかし、その殆どがマニュアルフォーカス。

AFを実現するためには、マウントの電気接点で
レンズとボディで通信をしなければいけません。
この通信方式を解析したりするのが難しいため
殆どがMFになっています。


ところで、コントラストAFは
画像のコントラストが一番高くなる時、ピントが合っていると判断するので
カメラのボディ側だけでもピント位置を判断することが可能です。

そのため、カメラによっては、コントラストAF限定ですが
MFレンズをAFにする機能が付いています。

Resize174080

大体、コントラストAFの設定の中にある。
ただし、保証対象外のレンズでの動作であること、
位相差AFではなくコントラストAFであることから、AF速度は遅い。
しかしAFが使えるというのはかなりのメリットです。


※4/1エイプリルフールネタです。

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