・FA limited31mmのウェポン化のケラレ確認
ペンタックスの人気レンズFA31mmはウェポン化という改造?が
たまに話題になります。
主に、APS-Cサイズで使用するときに、フードを延長して
フレア、ゴースト耐性を上げるという対策です。
また、FA31mmは組み込みフードのため、
ステップアップリングを用いたり、角形フィルターや使えないという弱点がありますが
これを解決することができます。
一部ウェポン化してフィルターを使えるようにしてみた。
問題は、この状態でフルフレームのセンサで使用したときにケラレが発生しないか。
像倍率が変わるので、ピント位置無限と至近で確認。
ケラレはありません。
構図微調整機能でセンサ位置を動かせる一番下までもっていったとき。
シフトした側(画面したの隅)が無限でわずかにケラレています。
センサがイメージサークルの中央にいないとケラレるので、
手振れ補正を使うとき、アストロトレーサーを使うときなどは注意が必要。
次に、私の撮影スタイルで重要な角形フィルターを用いる場合で
「センサが中央にいるとき」にケラレがないか確認。
フィルターホルダーを付けます。
使用しているのは
ステップアップリング 58-72
ステップアップリング 72-82
KANI 100mmフィルターホルダー
この状態でのケラレを確認。
無限で四隅が少しケラレてしまっています。
FA31mmで角形フィルターを使うには、
RAW現像時にわずかにクロップする必要がありそうです。
ケラレがどこで発生しているのか確認するため、
フィルターホルダーを外して、ステップアップリングだけで撮影してみました。
フィルターホルダーを外してもケラレています。
ステップアップリングの時点でケラれていると
より幅の広い角型フィルタだとしてもNG。
FA31mmで角型フィルターを使えるとおもったが、何も制限なしは厳しそう。
APS-Cなら何も問題ないけど…。
もしリニューアルするなら、10-18mmのフィッシュアイのように
フードを外せるようにしてもらいたい。
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