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2020年6月21日 (日)

・忠実色と記憶色

カメラメーカなどで画質設計をしていると
忠実色と記憶色というワードが出てくることがあります。

忠実色とは、被写体の色をできる限り正確に表す色再現です。
広告写真ではこの忠実色が重要視されます。
化粧品のカタログの色や、通販の服の色など。

撮影した場所で、実際の被写体と見比べて、
「なんか色が違う」という事がないような色とも言えます。


一方、記憶色とは、記憶の中で美化された色とも言えます。
沖縄のすごい綺麗な海の色、真っ赤な夕焼けの色、とか
家に帰ってから写真を見てみると
「もっと綺麗だったんだけどなー」と言うことがない色です。

忠実色の例
Resize175419

記憶色の例
Resize175420

記憶色のほうが海や空の青が強く、
緑も、みずみずしい色になっています。
一般的には、
カメラの設定で「ナチュラル」とかだと忠実色に近く
「ビビッド」だと記憶色に近い色再現になっています。

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