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2020年6月15日 (月)

・光源によってパープルフリンジの出方は違う

おさらい
パープルフリンジの原因

パープルフリンジは光の色による
屈折率の違いによって発生します。
つまり、光源の色によって
発生しやすかったりしにくかったりします。

かんたんな実験をしてみました。

Fring-2

小さな穴を通る光を
フリンジが出やすいレンズを使って撮影します。
この穴の縁にフリンジが出ます。
後ろに置く光源は今回は4種類。
白熱灯、白色LED、赤色LED、ストロボ。

各光源の分光は以下のようになっています
Fring-1

白熱灯
_raw_a
青いフリンジが大きく広がって、グラデーションっぽく消えていく

白色LED
_raw_mixled
フリンジの幅は白熱灯より少ないが、
強めに出ている

赤色LED
_raw_led
青い成分を含まないのでフリンジが発生しない。
(フチに見える赤い色づきは回折によるものと思われる)

ストロボ
_raw_
分光的には太陽光に近いが、青い成分も多く含むので
強めのフリンジが出ている。

今回は青系のフリンジが出やすいレンズを用いましたが、
紫のフリンジが出るレンズだとまた違う傾向になる可能性もある。

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