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2020年7月

2020年7月30日 (木)

・HEIF形式の画像ってなに

α7SIIIがHEIF形式の画像を保存できるようになりました。
発音はヒーフです。

そもそも何なのかというと、
jpegやTIFFとかPNGに代表される画像のフォーマットの一つです。

jpegはよく見るけど、HEIFなんて見たことない?
いえ、日本人のかなりの人がこのHEIFファイルを使っています。
実はiPhoneで写真を撮ったときの画像形式がHEIFです。

iPhoneの画像をパソコンに移すと*.jpgってなるけど?
PCだとHEIF形式の画像が開けないことがあるので
転送すると自動的にHEIFからJPEGに変換するようになっています。

0
ここを「元のフォーマットのまま」にするとHEIF形式のまま
PCに保存される。

HEIFにはいろいろな利点があるが、
個人的にはbit数とHDR対応という部分が大きいと思う。
長らく使われていたJPEGはRGBそれぞれ8bitの256階調で画像が作られます。
しかし、HEIFは10bit扱える。

bit数について色々書いた記事。

bit数が増えると何が良いかというと、
まず、空とかのグラデーションの階調飛びが起こりにくくなります。

Resize175434

また、RAWで撮影しておくと12bitとか14bitの情報が残っているのですが
10bitでもjpegの4倍の情報量があるので、
画像処理をしたときの破綻が起きにくくなります。
つまり、RAW保存しなかった場合にも後からの編集に耐えやすくなります。


HDR対応とは、HDR対応モニタで見ると、
輝度の高いキラキラした部分などの表現が格段に良くなります。
最近のスマホは(格安以外)ほとんどHDR対応したディスプレイになっているので
スマホで画像を見る際に恩恵が受けられます。
写真文化が紙ベースからディスプレイベースに変わってきているので
古い規格にしがみつく必要もありません。

今後は写真展とかもディスプレイに表示するというのが主流になってくるかもしれません。
※そもそもコロナで、写真展のスタイルがバーチャルが主流になることも考えられる。

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2020年7月27日 (月)

・スピードブースターとは

マウントアダプターの中にはスピードブースター
というアイテムがあります。


 

必殺技のような名前ですが、写真用語では「スピード」というと
F値が小さく、明るい、というような意味で使われることが多いです。
明るいレンズをハイスピードレンズと呼んだりする。

スピードブースターも同様に
マスターレンズのF値を小さくするアダプタです。
例えばF2.8のレンズにつけると、F2.0相当になったりします。
そんなことできるの!?と思うかもしれませんが、
仕組みはテレコンバーターの逆です。

Speedb-1
テレコンは焦点距離を長くする代わりに、
F値が暗くなります。
また、イメージサークルが広がるという副作用もあります。
例えばx1.4のテレコンであれば、
200mmF2.8のレンズが280mmF4.0になります。

スピードブースターはその逆。
Speedb-2
焦点距離が短くなる代わりに、
F値が明るくなります。
またイメージサークルが小さくなるという副作用があります。
例えば、フルサイズのイメージサークルを持つレンズを、
APS-Cサイズに小さくする代わりにその分光を集められるので
明るくなるのです。
C社から、動画用にRマウント用のスピードブースターが発売するとか?

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2020年7月22日 (水)

・新しい演色評価指標

長い間、照明の色再現性を評価する指標として
CRIという指標でRaという値が使われてきました。

・色再現と光源

・演色性が高くてもすべての色が再現できるわけではない

この演色性の高いLED照明は高価でなかなか手の出る品物ではありませんでした。
しかし、最近ではAmazonをはじめ、ネット通販でかなり格安に購入することができます。


 

ただし、中国製の安いLEDの中には気を付けなければいけないものもあります。
LEDであればRa=98あれば演色性がかなり高いもの、といえるのですが、、、。

標準演色評価数Raは下の図の1-8番のパッチの色再現だけ見ます。
9-15番のパッチを含めたものを特殊演色評価指数と呼ばれます。
日本人の肌の平均の色がNo15のパッチなので、日本のJIS規格でのみ用いられます、

14_20200722221401

安い照明の中には、この8個のパッチの色さえ良くなるように製造されたものがあります。
そうすれば演色性Ra=98と、あたかも高品質なLEDのように謳えます。
確かに測定の数値上はRa=98なのですが、パッチ以外の色は全然ダメということもある。


そこで新しく提案された規格がTM-30-15というものです。
この規格では99色のパッチが用いられます。
また、規格の中に指数としては
Rf:色忠実度指数
Rg:色域指数
という二つの値があります。
色の忠実度だけでなく、
各色相がどの方向に色が回ってしまうかも算出ができます。

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2020年7月11日 (土)

・写真レンズと望遠鏡との違い

カメラ用の超望遠レンズは非常に高価です。


 

しかし、望遠鏡であれば、そこそこのもので日本製のものが
7000円ほどで買えてしまいます

 

また、望遠鏡とカメラを付けるのは非常に簡単。
Tマウントアダプタ


 

各カメラマウント変換アダプタ
ペンタックスの場合


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ケンコー Tマウント ペンタックスK用 [レンズ側:T ボディ側:ペンタックスK]
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楽天で購入

 

これだけで望遠鏡に一眼を付けることができます。
Resize175425

ちなみにペンタックスだと望遠鏡を半AF化させるとんでもない道具もある。

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リコー RICOH F AFアダプター1.7X AFADAP(1.7
価格:32980円(税込、送料無料) (2020/7/12時点)

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テレコン内のレンズを駆動させることでAFを実現。
ただし、F値の大きい暗い望遠鏡では位相差AFはできず、コントラストAFのみ。


望遠鏡と写真レンズにはものすごい値段の差があるのですが、
写真レンズとの違いはなんなのか。


まず、望遠鏡にはAFや絞りといった複雑な機構は付いていません。
例えば前述のアメリカン!遊星號はF値は16で固定。
(焦点距離800mm ÷ 口径50mm)

望遠鏡の大きな特徴としては中心解像度はとても高く、
周辺はそれほどでもないという性質があります。
周辺の像性能を気にしなくてよいので、レンズ構成もとてもシンプルです。
アクロマートであれば2枚しか使われない。

また、望遠鏡での被写体は無限遠なので、
近距離被写体での像性能は考えられていません。
これもレンズ構成がシンプルになる理由です。

さらに、焦点距離が長く写真レンズよりもF値の暗い望遠鏡であれば
光をそれほど屈折させないので、色収差もそもそもそれほど発生しません。
8_20200711195501


高級な3色の色消しレンズを用いたアポクロマートでも、
写真レンズのように10枚以上の玉を用いるようなものはほぼ無い。

 


アメリカン!遊星號を用いて、APS-Cセンサで撮影。
Resize175423

ちなみに撮影した距離はこんな感じ。
Resize175424
約2km先を撮影。

拡大
Imgp7604_mini

この望遠鏡は安いのですが、周辺解像まで比較的高い。

参考までに焦点距離は全然違うが55-300mmの300mmで撮影した画像
Resize175422

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2020年7月 4日 (土)

・⊿uvとは

写真を現像するときなど、ホワイトバランスを調整する際に
色温度の他に色偏差という軸があります。

この色偏差が⊿uvと言われる指標に近いのですが
もう少し詳しく説明します。

色温度」とは黒い物体に熱を加えていって発光する光の色のことです。
鉄も熱していくと赤黒く発光し、更に高い温度にすると黄色っぽくなるのが
イメージできると思います。

Resize055767

この色の移り変わりをx-y色空間上にプロットしたものを
黒体カーブと呼んだりします。

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黒体カーブはx-y色空間上に図のようにプロットされます。
この曲線からどれだけ離れているかが⊿uvです。
「どれだけ離れているか」ということは
黒体カーブから垂線になっていなければならない。
しかし、図を見ると、黒体カーブの左端、
20000K付近は垂直になっていますが、
色温度の低い右側の方は垂直になっていません。
これは⊿uvはx-y平面で定められたものではないためです。

色空間には一般的なx-y平面の他にuv平面というものがあります。
Uv

uv平面とは色と色の距離関係を人間の視覚に近づくように定められたものです。

このuv平面で見ると、⊿uvはしっかりと
黒体カーブに対して垂直になっていることがわかります。

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2020年7月 1日 (水)

・カメラ業界大幅縮小

スマホにデジカメ業界が食われていたのに続き、
新型コロナウィルスの影響でカメラ業界はこれまで以上に縮小しています。

コロナによる不況もさることながら、
旅行に行けない→カメラは必要ない
オリンピックなどのイベントが中止→プロの買い替え需要も無くなる

こういった状況の中で、
カメラ雑誌の、カメラマンが廃刊、
アサヒカメラも廃刊。
広告収入が大幅に減ったことが主原因らしい。

そして、オリンパスのカメラ事業売却。
おそらく多くのカメラエンジニアが
オリンパスを去り、中華系企業に行くのだろう。
ここ最近は中華系企業のエンジニア引き抜きが非常に活発です。
スマホメーカやDJIなど。
不況とはいえ、エンジニア軽視の日本企業のスタイルだと
日本の技術がどんどん失われる。

その他のメーカもどうなるかわかりません。
ペンタックスはなんだかんだで恵まれていたのかもしれない

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