・スピードブースターとは
マウントアダプターの中にはスピードブースター
というアイテムがあります。
|
必殺技のような名前ですが、写真用語では「スピード」というと
F値が小さく、明るい、というような意味で使われることが多いです。
明るいレンズをハイスピードレンズと呼んだりする。
スピードブースターも同様に
マスターレンズのF値を小さくするアダプタです。
例えばF2.8のレンズにつけると、F2.0相当になったりします。
そんなことできるの!?と思うかもしれませんが、
仕組みはテレコンバーターの逆です。
テレコンは焦点距離を長くする代わりに、
F値が暗くなります。
また、イメージサークルが広がるという副作用もあります。
例えばx1.4のテレコンであれば、
200mmF2.8のレンズが280mmF4.0になります。
スピードブースターはその逆。
焦点距離が短くなる代わりに、
F値が明るくなります。
またイメージサークルが小さくなるという副作用があります。
例えば、フルサイズのイメージサークルを持つレンズを、
APS-Cサイズに小さくする代わりにその分光を集められるので
明るくなるのです。
C社から、動画用にRマウント用のスピードブースターが発売するとか?
« ・新しい演色評価指標 | トップページ | ・HEIF形式の画像ってなに »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・彗星を撮った時の設定(2024.10.05)
- ・面内ブレ(ブラー)を防ぐ(2024.09.12)
- ・星をより輝くように見える現像方法 (疑似ソフトフィルター)(2024.09.01)
- ・アトムレンズの黄変を直す2(2024.08.12)
- ・laowa 10mmF2.8 ZERO-Dを確認(2024.07.31)
コメント