・センサに平行な面があるとゴーストが発生しやすい。
レンズに付けるフィルターを複数使うと、
どうしてもゴーストが発生しやすくなります。
いくらコーティングをして
反射率を抑えたフィルターでもゼロにはできません。
(ゴーストを抑えることこそがレンズ性能でも重要ですが
カメラメーカが大量の資金をかけてもゼロにはできていない)
特に、センサに対して平行な面は、
ゴーストが発生しやすいため、レンズ設計の上でも
なるべく、平行な面は作らないように
曲率を持たせるようにしています。
レンズ設計でゴースト対策は基本的にレンズの配置を
気を付けるのが第一です。
設計上、どうしても取れないゴーストは、コーティングで軽減しています。
そのため、レンズに付けるフィルターは
フィルターの特殊効果を得るため以外には
なるべくつけないことが有利です。
特に保護フィルターは、
水辺や砂埃がある場所以外で付ける意味がわからない。
(レンズフードのほうがよっぽど効果的です)
※初心者の方などは、フードを付けずに
保護フィルターだけつけている人が非常に多い。
カメラ量販店で、
アクセサリーも抱き合わせで購入させているからなのですが。。
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