・センサに平行な面があるとゴーストが発生しやすい。
レンズに付けるフィルターを複数使うと、
どうしてもゴーストが発生しやすくなります。
いくらコーティングをして
反射率を抑えたフィルターでもゼロにはできません。
(ゴーストを抑えることこそがレンズ性能でも重要ですが
カメラメーカが大量の資金をかけてもゼロにはできていない)
特に、センサに対して平行な面は、
ゴーストが発生しやすいため、レンズ設計の上でも
なるべく、平行な面は作らないように
曲率を持たせるようにしています。
レンズ設計でゴースト対策は基本的にレンズの配置を
気を付けるのが第一です。
設計上、どうしても取れないゴーストは、コーティングで軽減しています。
そのため、レンズに付けるフィルターは
フィルターの特殊効果を得るため以外には
なるべくつけないことが有利です。
特に保護フィルターは、
水辺や砂埃がある場所以外で付ける意味がわからない。
(レンズフードのほうがよっぽど効果的です)
※初心者の方などは、フードを付けずに
保護フィルターだけつけている人が非常に多い。
カメラ量販店で、
アクセサリーも抱き合わせで購入させているからなのですが。。
« ・角形フィルター多用時Tips | トップページ | ・角形フィルター多用時Tips2 »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・面内ブレ(ブラー)を防ぐ(2024.09.12)
- ・星をより輝くように見える現像方法 (疑似ソフトフィルター)(2024.09.01)
- ・アトムレンズの黄変を直す2(2024.08.12)
- ・laowa 10mmF2.8 ZERO-Dを確認(2024.07.31)
- ・laowa 45mm F0.95で星撮影/ホタル撮影(2024.07.28)
コメント