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2020年12月

2020年12月24日 (木)

・超難しいUSB規格

USB規格はカメラとPCをつないだり、
外付けHDDをつないだり、
写真をやるうえで知っておいて損がない知識です。

しかし、USB規格は異常に複雑で理解するのが困難です。

下記のブログにすべての情報がまとまっているので
わからないときは参照するのが良いです。
みるめも

今回の記事では、注意すべき点をまとめていきます。

まず前提としては、USB規格には大きく分けて
USB1系 USB2系 USB3系の3つがあります。
ただし、USB3系でもUSB3.1とかUSB3.2とかあって複雑。
数値が大きくなるほど、転送速度が速くなります。


注意1:USBの端子の形は規格と全く関係ない。
最近主流になりつつあるUSB Type-Cですが、
Type-CだとしてもUSB3.0とは限りません。2.0も紛れています。
見た目で判断は不可能。転送速度で判断するしかない。

Type-C端子。ただしUSB3.0とは限らない。
Resize176343

また、USB端子が青いものが3系ですが、青くない3系もあります。
青くないからと言って2.0だとは断言できない。。
Resize176342


注意2:USB3.0とUSB3.1とUSB3.2は店員、パッケージともに信用ならない
USB3.xは新しい規格が出るたびに以前のUSB規格を
包括して規格化しちゃっているので複雑になりすぎています。
店員も理解できていません。
古いパッケージだと旧規格の名称が書いてあるので間違っています。

例えば最新の2017年のUSB3.2の規格では、
USB3.2 Gen1x1 = USB3.0
USB3.2 Gen2x1 = USB3.1
です。
単純にUSB3.2というものを購入して「20Gbpsの転送速度でるぞ」
と思ってしまうとアウト!
USB3.2 Gen2x2と記載されていなければだめです。


注意3:ThunderBolt3 = USB type-Cではない
macを使用している人であればなじみの深いThunderBolt規格。
最近はWindowsのノートPCにも搭載されるようになりました。
Resize176345
ギザギザ矢印がThunderBolt

ThunderBolt3の端子はUSB Type-Cと同じ規格のため、勘違いしがちです。
なので、100均とか、Amazonの怪しげな安いケーブルとか買ってしまうと
ThunderBolt端子でPC充電できない、20Gbpsの通信速度が出ない、などの問題も発生する。
(前述のとおり、Type-CでもUSB2.0ということも多い)

ちなみにUSB3.2 Gen1x2とUSB3.2 Gen2x2はThunderBolt3とほぼ同義。
なので、USB3.2の高速通信ができるケーブルが欲しいと思ったら
ThunderBolt3のケーブルを買っておけばOK。
Resize176346


 

注意4:PD給電とUSB規格は別物
ノートPCなどにも給電できるPD給電機能。
この給電できるワット数とUSBの規格はもはや関係ありません。

関係するのは両端の端子がType-Cじゃなくてはだめということです。
片方が昔からあるUSB端子(Type-A Type-B)だと小物しか充電できません。
つまり、USB3.x系だとしてもType-Cじゃない場合、最大で7.5W(1.5A)しか出せません。

Resize176347
こういう端子の場合は7.5Wまで。

そもそもPD(Power Delivery)とは何なのかというと
最大電圧が20Vになって、最大100Wまで供給できる規格です。

PD対応のアダプタ、ケーブル、デバイスじゃないとこれは使えません。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Anker PowerPort III 65W Pod (PD 充電器 USB-C) PPS規格対応/PD対応/PowerIQ
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楽天で購入

 

ちなみに、USB2.0のType-CケーブルでもPDは対応していたりするのが複雑。
そして、対応していないType-Cケーブルもある。
ThunderBolt3対応なら大丈夫です。

注意5:パッケージを開けるともはや規格がわからない
パッケージにはUSB3.xと書いてあったとしても(それも正しいと限らないが…)
開封してケーブルだけになってしまうともはや判別がつきません。
Resize176348
ケーブルには規格は記載されていない。

モバイルバッテリーに付属するケーブルとかだと充電専用だったりもする。
(データ通信ができない)
なので大事なケーブルには開封時にラベル付けるなど、印をつけましょう。

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2020年12月18日 (金)

・天体のコンポジット処理ができるフリーソフト

写真のノイズを減らすには複数の画像を重ねると
ノイズが平均化されて少なくなります

4枚重ねるとISO感度で言う1段分のノイズを軽減できます。
16枚で2段分。

建物などの静止物であれば画像の重ね合わせはかんたんですが、
星は時間とともに動くため重ねるのが非常に難しい。

また、動き方も方角によって異なったり、
レンズの歪曲収差によって動く量が画面内の位置で異なるので
手動で位置合わせするのには限界があります。

なので、天体用の専用合成ソフトを使うのが楽。
sequatorというソフトがフリーでありながら優秀です。

公式ページ

赤道儀がなくても、インターバル撮影した画像で
かなり良い結果を得ることができます。
(しかもRAWやTIFFも対応)

今回は下のような軌跡の写真を撮るために
インターバル撮影した画像を利用。

Resize176314

比較明するとこんな写真になる。

合成前の画像の中の一枚はこんな感じです。
Resize176327
拡大するとノイズ量はこのくらい。
_raw_imgp62012

Sequatorを立ち上げると、このようなUIです。
Resize01
インターバル撮影した画像群をドラッグアンドドロップで
放り込みます。
Resize02
今回は50枚入れました。
基準画像は入れた画像の真ん中の番号のものが自動で選ばれます。
天の川の位置などで、別の画像を基準に選んでも良い。
ただし、端の方の画像を選んでしまうと合成によるノイズ除去効果が薄れます。

今回は地上と星のシーンなので、
合成方法は「星を合わせる」、地上景色固定を選択。
Resize03
空の領域は「不規則」で援助のハイライトをチェックしておきます。
Resize04

ここでマウスを右側のプレビュー画面に持っていき、
空の領域を左クリックで緑に塗っていきます。
地上部分は赤にしておく。
Resize05
右クリックすると赤で塗ることができます。
また、Altキーを押しながらホイールを回せば、ペンの太さを変えられます。
今回のように映り込みがあるシーンでは、水面も空領域にしておいたほうが良さそう。

自動明るさ調整はオン
高ダイナミックレンジもオン
熱いノイズを取り除くもオン
(これはホットピクセルを除去してくれる機能)
歪みの効果を補正はオート
光害を減らすは、広角で光害がある場所での撮影なら
「不均一」で強さは弱めにしておいたほうが良さそう
Resize06
50mm以上の望遠ならば「深い空」を選べば良い。

星の光を強化は好みに応じて変更。

それ以降の項目はオフで良いです。
最後に始めるボタンを押してしばらく待つと結果が出ます。

Resize176328
今回はこんな結果となりました。

Hikaku_20201218215201
一枚画像と比較するとこんなにも違います。
ノイズで埋もれていた暗い星も見えるようになっています。

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2020年12月11日 (金)

・面間ブレと面内ブレ

今回は動画での手振れ補正の話です。
動画の手振れ補正は、電子手振れ補正と光学手振れ補正を
ハイブリッドで使っていることが多くあります。
ただし、廉価なモデルだったりすると電子手振れ補正しかありません。

電子手振れ補正はどんな仕組みで動いているのかの簡単な説明をします。
動画は静止画の連続したものといえます。

1_20201211230401
手振れにより、nフレームとn+1フレームで
花の位置が画面内でずれてしまっています。

こういった、フレーム間でずれてしまったときに
画像の一部を切り出して、位置を揃えるのが電子手振れ補正です。

2_20201211230401

ただし、これをやるためには余白(マージン)が必要になります。
そのため、切り出し前のサイズに
余裕を持っておかないと画質劣化につながります。
また、画像の一部を切り出すため、画角も少し狭くなる。

電子手振れ補正ではこういったフレーム間のブレを補正することが可能。
このフレーム間ブレを面間ブレと呼んだりします。

では面内ブレはどういうものかというと。
面内ブレの画像

Dsc_0274_sem12bc0_iso03254_12mfnr_out

面内ブレとは、いわゆる静止画でのブレと同じです。
動画では例えば30fpsの場合、最長シャッター速度は1/30になります。
速く動く被写体や、走りながら撮影すると、1/30でも当然ブレます。
動画だと、1フレーム内でのブレになるので、面内ブレとか言ったりします。
このブレは電子手振れ補正では防ぐことができません。

光学手ブレ補正は面間振れも面内振れも軽減することができます。
かといって、電子手振れ補正のほうが劣るわけではなく、
マージンを広く取ればかなり強力な面間振れ補正が可能となります。

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2020年12月 5日 (土)

・段階フィルタや円形フィルタでマルチホワイトバランスを

ホワイトバランスは画像全体にかかるため
基本的に画像一つに付き一つです。

RAW現像でも基本的には一つですが、
AdobeのLightroomやCameraRAWでは
段階フィルタなどで、
画像の一部分のホワイトバランスを変えることができます。

元の画像
Resize176252

上部の紅葉の部分は赤みがもう少し欲しい。

10_20201205213001

ホワイトバランスをマゼンタにしています。
11

また、下部の地面の部分はホワイトバランスだけでなく
彩度も落としています。
12_20201205213001

木の間の空はちょっと青いほうが個人的に好み。
13_20201205213001
円形フィルタで空の部分を選択、
範囲マスクで輝度を選択し、
輝度範囲を暗い部分だけにしています。
こうすることで隙間の空の部分だけ選択することが可能。
14_20201205213001

最終的な結果は以下のようになりました
Resize176255  

また、途中経過は省きますが、
日陰と日向が混在するシーンやミックス光シーンでは
この手法は非常に有用です。


Resize176253

Resize176254

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