・triangleGND使い方
KANIfilterから発売されている
超特殊なハーフNDの一つとして
Obtuse triangle GND 0.9 100*150mmがあります。
このフィルターが活かせるシーンは
山あいや街の路地からの撮影です。
適切な使用シーンで使えば効果的ですが
使い方が難しいフィルターです。
100mm幅ホルダーに付けた様子
100mm幅ホルダーにつけると
このように横向きにセットすることになります。
すると撮影できる写真としては、どうなるかというと、
このように、NDのかかる部分が横にしか動かせない。
横に動かすだけでうまく構図にハマればよいのですが
あまりそういった場面はない。
どちらかというと縦に動かしたい場合が多い。
空の割合をどの程度にするかが構図では大事になることが多い。
なんとかND効果をピッタリ空に合わせるためには、
カメラを下に向けるしかない。
この構図にすると五重塔が切れてしまう…。
なので、このフィルターを使用するときは
少し広角で撮影しておいて、
それをトリミングするのが簡単な方法の一つ。
ただし、このフィルターは縦方向に絶対動かせない、
というわけではありません。
100mm幅のホルダーのときに動かせないだけです。
ホルダーを使わずに手持ちでレンズの前にかざせば
自由に動かせる。
手持ち用の専用道具もあります。
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また、長辺が150mmなので
150mm幅のホルダーを使うと上下方向に動かすことができます。
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このフィルターに限らず、
ハードタイプのハーフNDフィルターを使うときは
NDとの境界が空の部分に来ないようにするのがコツです。
この写真のように、空に境界がかかってしまうと
かなり目立つ。
建物など暗い部分にかければ目立たず、
ごまかすことができます。
普通に縦位置で使えるtryangleGNDもありますが、
三角部分の角度が緩やかなObtuse のほうが、
建物などで境界を目立たなくするのが簡単。
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