・角型フィルタを使うときの装着順
角型フィルタはフィルタホルダに
2枚-3枚重ねて使うことができます。
例えば、ハーフNDとND64とか、
光害カットフィルタとハーフNDとか。
長秒露光する際はND1000とかとても暗いフィルタを使う場合は
装着順を気をつける必要があります。
例えば、下の図のようにハーフNDとNDを使う場合。
この図ではNDをレンズ側につけています。
ND10000とハーフND0.9を組み合わせて撮影した写真
波を長秒で流して、ハーフNDで空を減光しています。
次の写真も同様のフィルターで撮影したものです。
画面下部の岩のシャドー部などがフレアっぽいのがわかります。
これは、ハーフNDをレンズ側に付けたために起こりました。
上の写真のフィルターとフィルターの隙間(みどり矢印)から
光が漏れ込んでくるため。
ND64くらいであればそんなに気にならないですが、
特にND1000以上の濃いフィルター使用時は
濃いNDを一番レンズ側につけることが重要です。
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