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2021年4月16日 (金)

・Adobeのスーパー解像度がヤバい(すごい)

AdobeCameraRAWの3月のアップデートで
スーパー解像度という機能が追加されました。
AIを用いて補間を行う技術ですがこれがすごい。
どういう仕組みなのかはAdobeのブログに記載してあります。

上記ブログを読み解いて、超簡単にAIの学習を説明したのが以下の図。

学習時(Adobeのエンジニアがやったこと)
S_reso

ユーザ使用時
S_reso2

今まで、
苦労していろいろなアルゴリズムを開発していた画素補間ですが、
AIに行わせることで人間の考えたアルゴリズムを超えています。

ブログを見る限り、フェイク画像を作り出すGANではない様子。


さて、チャートでどの程度スーパー解像度がすごいのか確認してみます。
比較はカメラの出力のJPEG、ピクセルシフト超解像(ペンタックスRRS)
そしてスーパー解像度です。
倍率を揃えるために、元画像とピクセルシフト超解像は200%表示にしています。
(クリックで拡大します)

左:元画像 中:スーパー解像度 右:RRS
Imgp7130_all

拡大
左:元画像 中:スーパー解像度 右:RRS
Imgp7130_all1

元画像ではつぶれて見えない100の文字の中の縞模様とかまで出てきている。
これまでの画素補間では考えられないことが起きている。

左:元画像 中:スーパー解像度 右:RRS
Imgp7130_all5
色モアレも起きなくなっています。
ベイヤーの宿命だったことが起きていない…。

左:元画像 中:スーパー解像度 右:RRS
Imgp7130_all8
つぶれて読みづらかった小さい文字も読めます。
GANだとこうはいかない。


さてここまでが良い部分。
意地悪チャートでは欠点も見えてきました。
左:元画像 中:スーパー解像度 右:RRS
Imgp7130_all7

本来存在しない、ものすごく細かい模様が作られてしまっています。

左:元画像 中:スーパー解像度 右:RRS
Imgp7130_all2
ジーメンスターの部分にも謎の模様が。

左:元画像 中:スーパー解像度 右:RRS
Imgp7130_all9
輝度の低い部分では効果が弱い。
暗い人工芝の部分では、他の部分に比べて解像度が変わらない。

左:元画像 中:スーパー解像度 右:RRS
Imgp7130_all12
芝に比べれば解像度が上がっていますが、
やはり効果が弱い。

意地悪チャートなどで欠点は見えたものの、
複数枚画素シフト超解像に匹敵するほどの効果が見えるこの機能、
トリミングとかする際には、有効そうです。

ちなみに、ペンタックスのRRSのRAWにも効果がありました。
左:通常撮影 右:RRS+スーパー解像度
Imgp7130_all14

同じカメラ、レンズでここまで解像度が上がるのは驚異!

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