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2021年7月

2021年7月29日 (木)

・ヒメボタルxソフトフォーカスレンズ

ソフトフォーカスレンズは、ふんわりした描写にするだけでなく
独特の前ボケを産みます。

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前ボケでも、ピント位置からの距離によってボケの形状が変わります。

実際の写真
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玉ボケになるヒメボタルでは面白いボケの形になってくれます。

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ピント位置に近いと芯がある玉ボケ、
そこから近づくとドーナツボケ、バブルボケとなります。

キヤノンの新しい100マクロではボケ調整リングを回すことで
ソフトフォーカスレンズにしたり、
後ボケがバブルになるtripronのようにしたりすることができます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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2021年7月23日 (金)

・ヒメボタル撮影memo

今年のヒメボタル撮影時期はほぼ終わってしまいましたが、来年の撮影に向けてのメモ。

ヒメボタル撮影時の基本的な事項の記事

・月明かりのまぶしい夜での撮影
月明かりが無い夜のほうが適していますが、どうしても月明かりがまぶしい時。

通常の蛍撮影の時のように30秒露光をしていると、月光に蛍の光が負けてしまいます。

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蛍の光が目立ちません。
しかも月が時間とともに移動する関係で、
月明かりが差し込む位置も動きます。

月明かりが定常光、蛍の光が瞬間光であることを考えると
シャッター速度を短くすることで、月光の影響を少なくすることができます。

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シャッター速度5秒で撮影したもの。

ただし、シャッター速度を短くするほど、撮影枚数が多くなるので
家に帰ってからの画像選別が面倒になる。
5秒で1時間撮ると720枚にもなる。
その中には、ほかの人のライトが映り込んだりしているコマもある…。

100枚ごとにフォルダ分けして、それぞれのフォルダを一気に比較明合成、
問題のある画像が入ってるフォルダだけをチェックして問題画像を削除すればよい。
一部にほかの人のカメラのモニタとかが映り込んでいる場合は、そこだけ黒く塗りつぶして
複数の比較明合成した画像をもう一度比較明合成すれば時短で済ませることができます。

 

・蛍が寄ってくるライト
ヒメボタルは飛んでいるのはすべてオスです。
メスは羽が退化して飛べなくて地面や葉っぱの上を弱く光りながらウロウロしている。
そのメスの光にオスが寄っていきます。
なので、蛍っぽい発光をしているものにオスが寄ってくる。

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100円ショップで買ったLEDライト。
以前の記事では赤いものを購入していましたが、黄色いものも売っていました。

ダイソーとかキャン★ドゥでは見たことなく、
ワッツという100均でしか売っているのが確認できていない。

このライトは一石四鳥。
・暗闇でカメラの三脚の下においておけば、どこにカメラを置いたか見つけやすい。
・三脚の存在をほかの人に示せるので、蹴り飛ばされる可能性が減る。
・黄色なので、ほかの人の写真に写りこんでも迷惑になりにくい。
・そしてホタルが寄ってくる。

買ってそのままだと明るすぎるので、LEDに黒のマスキングテープを巻くのを忘れずに。
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防滴なので多少の雨でも安心です。

近くに売っている店がない場合は少し割高ですがネットでも買える。


 

これは蛍に限らず、天体撮影時にも役立ちます。
私はカメラバッグに常に3個ほど入れています。

 

2021年7月12日 (月)

・レトロフォーカスはなぜ主点がレンズの外になるのか

一眼レフの超広角レンズはレトロフォーカスと呼ばれるレンズ構成になっています。
レトロフォーカスに関する記事

超広角=焦点距離が短いなので、
普通の一枚のレンズだと
フランジバックより短い焦点距離のレンズは作れないはずです。
例えばペンタックスのKマウントだとフランジバックは45.46mmなので、
24mmの焦点距離のレンズなどは作れない、ということになる。
そこでレトロフォーカスの設計で解決しています。

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焦点距離はレンズの主点から焦点(撮像素子面)までの距離。
一枚のレンズの場合、大体レンズの中心が主点になる。

望遠鏡の鏡筒が長いのはこのためです。
(700mmの望遠鏡なら70cmになる)
望遠鏡は色収差補正のために2枚とか3枚レンズを用いていますが
主点をずらすことはしていません。


写真レンズの場合、あまりにも鏡筒が長いと不便なので、
短くする工夫がされています。

5_20210712182701

このように凸レンズ、凹レンズの順に並べると
主点がレンズの前方のほうに移動するので、鏡筒を短くしつつ
望遠にすることが可能です。

一方、レトロフォーカスでは
凹レンズ、凸レンズの順にレンズを並べます。

6_20210712182701

主点をレンズの後方にずらすことができます。
これにより、フランジバックよりも短い焦点距離の
超広角レンズが作成できます。
ただ、光を大きく屈折させるということは収差も出やすくなります。
収差を補正しようとするとさらに沢山のレンズの玉が必要に。

もともとフランジバックの短いミラーレスだと
レトロフォーカスにする必要がないので、その分収差も減らしやすく
画質の高いレンズの設計が容易になります。

 

2021年7月 3日 (土)

・前側主点と後側主点

レンズの焦点距離は、レンズから焦点までの距離ではなく、
主点から焦点までの距離が焦点距離です。

焦点は学校の理科で習いますが、主点って何なの、というと。

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主点はレンズで光が曲がる場所です。
基本的にはレンズの中心が主点になります。
しかし、カメラのレンズは
いくつも組み合わされていたり厚みがあったりします。
実際に、一枚のレンズでも、屈折面は2面あります。

Shuten-4

光が曲がるところが、主点ですが、この場合は
どこが主点になるかというと…

Shuten-5

レンズに入射する光の線と射出する光の線の延長上の交点です。
ここがこのレンズで光が曲がる点として仮定できます。
つまりここが主点。

カメラレンズのように複数のレンズが組み合わされていても同様です。

Shuten-2

レンズ前玉(被写体側)から光が入ってきたときに主点とした使われるのが
後側主点です。
この主点から焦点までの距離がそのレンズの焦点距離。
なので、主点の位置をコントロールすることで
フランジバックの長い一眼レフカメラレンズでも
超広角(焦点距離10mmとか)のレンズが作れるようになります。

一方、レンズの後玉(センサー側)から入った光が作る主点が
前側主点です。

Shuten-3

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