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2021年7月23日 (金)

・ヒメボタル撮影memo

今年のヒメボタル撮影時期はほぼ終わってしまいましたが、来年の撮影に向けてのメモ。

ヒメボタル撮影時の基本的な事項の記事

・月明かりのまぶしい夜での撮影
月明かりが無い夜のほうが適していますが、どうしても月明かりがまぶしい時。

通常の蛍撮影の時のように30秒露光をしていると、月光に蛍の光が負けてしまいます。

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蛍の光が目立ちません。
しかも月が時間とともに移動する関係で、
月明かりが差し込む位置も動きます。

月明かりが定常光、蛍の光が瞬間光であることを考えると
シャッター速度を短くすることで、月光の影響を少なくすることができます。

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シャッター速度5秒で撮影したもの。

ただし、シャッター速度を短くするほど、撮影枚数が多くなるので
家に帰ってからの画像選別が面倒になる。
5秒で1時間撮ると720枚にもなる。
その中には、ほかの人のライトが映り込んだりしているコマもある…。

100枚ごとにフォルダ分けして、それぞれのフォルダを一気に比較明合成、
問題のある画像が入ってるフォルダだけをチェックして問題画像を削除すればよい。
一部にほかの人のカメラのモニタとかが映り込んでいる場合は、そこだけ黒く塗りつぶして
複数の比較明合成した画像をもう一度比較明合成すれば時短で済ませることができます。

 

・蛍が寄ってくるライト
ヒメボタルは飛んでいるのはすべてオスです。
メスは羽が退化して飛べなくて地面や葉っぱの上を弱く光りながらウロウロしている。
そのメスの光にオスが寄っていきます。
なので、蛍っぽい発光をしているものにオスが寄ってくる。

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100円ショップで買ったLEDライト。
以前の記事では赤いものを購入していましたが、黄色いものも売っていました。

ダイソーとかキャン★ドゥでは見たことなく、
ワッツという100均でしか売っているのが確認できていない。

このライトは一石四鳥。
・暗闇でカメラの三脚の下においておけば、どこにカメラを置いたか見つけやすい。
・三脚の存在をほかの人に示せるので、蹴り飛ばされる可能性が減る。
・黄色なので、ほかの人の写真に写りこんでも迷惑になりにくい。
・そしてホタルが寄ってくる。

買ってそのままだと明るすぎるので、LEDに黒のマスキングテープを巻くのを忘れずに。
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防滴なので多少の雨でも安心です。

近くに売っている店がない場合は少し割高ですがネットでも買える。


 

これは蛍に限らず、天体撮影時にも役立ちます。
私はカメラバッグに常に3個ほど入れています。

 

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