・年輪ボケの発生理由
汚いボケの例ともされます。
この年輪ボケは、バブルボケなどと発生原理が違います。
バブルボケは収差が原因で発生していました。
年輪ボケはレンズの玉の製造工程で発生してしまいます。
年輪ボケが発生するレンズは非球面レンズが用いられたもの。
非球面レンズのほとんどはガラスモールドという製法で作られます。
プレスする金型がきれいな非球面になっていれば良いのですが、
実際には金型の削り出し時に
わずかに誤差があってそれが玉ボケの年輪となって見えてしまっています。
この誤差はμmオーダーで非常に微小なため、なくすことはとても困難。
« ・像面位相差での画質劣化 | トップページ | ・レベリングベース三種比較 »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・彗星を撮った時の設定(2024.10.05)
- ・面内ブレ(ブラー)を防ぐ(2024.09.12)
- ・星をより輝くように見える現像方法 (疑似ソフトフィルター)(2024.09.01)
- ・アトムレンズの黄変を直す2(2024.08.12)
- ・laowa 10mmF2.8 ZERO-Dを確認(2024.07.31)
コメント