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2022年6月

2022年6月28日 (火)

ヒメボタル

ヒメボタルの季節はもう少し続きますが、今年は3か所巡りました。
去年も行った場所です。
新しい場所を探すのは難しい、、、


撮影方法の記事

いろいろなボケのレンズを試してみています。
(蛍撮影時以外にほとんど出番がない…)

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今年もアマゾンで小物を買ってみました。

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ボケの形を変えるフィルターの作り方の記事

和傘のライトアップは、GODOXのストロボでワイヤレス発光しています。
発光量はF値と環境光の明るさなどによりますが、1/128とかの最小発光でうまくいくことが多い。
また、ストロボを二灯にしたほうが、和傘の柄の影が映り込まなくてよいです。

参考:ストロボ1灯での撮影
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今年もヒメボタル撮影していた時にいろいろな方と出会うことができました。
待ち時間が長いので、近くにいる方といろいろ話をすることが多い撮影スタイルになります。


ヒメボタルメモ
気温が高いほど早い時間に飛ぶ。
夜九時で24度あるとたくさん飛ぶ。
多少の雨でも飛ぶ
森の中に風が吹いていなければ飛ぶ。
濃霧だと飛ばない。

2022年6月18日 (土)

・DFA21mm limitedF2.4を確認 ボケ・ゴースト編

前回の解像編


 


 

 


解像性能は
サムヤン20mmは安いのに開放からかなり優秀でした。
ではボケ味はどうだろうか。
DFA21mmは解像を犠牲にボケに振っていると思うので、ここは良くあってほしい。

以前作ったボケ評価チャートは破損してしまったので、

一般の風景で評価します。

 

サムヤン20mmF1.8
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DFA21mmF2.4
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F値が小さい分、玉ボケはサムヤンのほうが大きく出ます。

気になる個所に印をつけました。
Up

ピント位置がちょっと違いますが…。
サムヤンは前ボケがきれいで後ボケが汚い。
DFAは前ボケが汚く、後ボケがきれいです。
前ボケをきれいにすると後ボケは汚くなりがちなので、
ここは設計思想の違いですが、後ボケが奇麗なほうが使いやすい。

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こう見ると後ボケが奇麗なほうがいいのがわかります。


絞った時
F5.6
サムヤン20mm
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DFA21mm
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左:サムヤン 右:DFA
_raw_imgp2198_all

絞った時、DFAは円形絞りで玉ボケの形が奇麗。

別のシーン
サムヤン20mm
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DFA21mm
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左:サムヤン 右:DFA
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ピント位置はDFAのほうがくっきりで、コントラスト感が強い。
サムヤンはちょっとふんわりした感じ。

 


そして最後にゴーストなどの逆光耐性です。
ペンタックスはコーティングに定評があるので
ここは圧倒的な差を見せつけてほしいところ。

撮影条件をそろえて撮影。
ゴーストが目立ちやすいように現像していますが、現像設定は同じです。
サムヤン20mm
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DFA21mm
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圧倒的な差!
空の暗い部分にゴーストが見えやすい構図で撮ったのですが、
ペンタックスのDFAはゴーストが見当たらない。
一方サムヤンは。
3_20220618014001
これだけゴーストが発生してしまっています。
ゴースとの発生を抑えるのは、実はコーディングではなく、レンズ設計で
面間反射が一番大きいです。
設計でどうしても取り除けないゴーストを抑えるのがコーティング。

このあたりを踏まえた総合評価としては、やはり値段の高いDFA21mm limitedに勝ちが上がりそうです。


ただし、風景で使う広角単焦点としては決定的な弱点がDFA21mmにはあります。
それがフード一体型の構造。
同じようなデザインの昔の31mmLimitedの頃は角型フィルターは一般的でなかったのですが
2022年では風景撮影時はかなり一般的になってきています。

それが一体型フードによって使えないのは致命的。
以前の記事で、オリンパスレンズ用のアダプタを使えば何とか角形フィルタが使えますが、
安定性が悪かったり、条件によってはケラレが発生してしまい。苦労します。
フード一体型は本当にやめてほしかった。

 

2022年6月 9日 (木)

・DFA21mm limitedF2.4を確認 解像編

いまさらになってしまいましたが、新しいDFAlimitedレンズの比較をしてみました。


 

比較機種は、焦点距離がほぼ同じでKマウント単焦点のSAMYANGの20mmF1.8です。
レンズの値段的には倍以上違う…。


 


サムヤンのレンズの記事

まずは解像度。

絞り開放
サムヤン20mmF1.8
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DFA21mmF2.4
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拡大
左:サムヤン 右:DFA
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開放の中央付近では、F値の小さいサムヤンのほうが解像感が高い。
サムヤンの点光源にはコマ収差のようなものが見えますが、
たぶんこれは個体バラツキによる片ボケ。

周辺部拡大
左:サムヤン 右:DFA
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サムヤンは放射方向に像が伸びています。
一方、DFAは同心円方向に像が伸びてサジタルコマフレアが目立つ。
周辺部は解像としてはどちらも同じくらいに見える。

開放での解像性能がDFAlimitedのほうが悪いのは、
リミテッドレンズという特性を出しているのだと思う。
開放では像性能よりもボケを意識、2段くらい絞ると像性能重視という設計です。
FA31mmも同様の傾向で、開放だと結像していないんじゃないかというくらい。


では、F8まで絞った時の性能を確認してみます。


サムヤン20mmF1.8
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DFA21mmF2.4
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中央付近拡大
左:サムヤン 右:DFA
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絞るとDFAがかなり解像が上がります。
解像はDFAのほうが若干高そう。
撮影時と現像時のパラメータをすべて同じにしていますが
サムヤンのほうが少しアンダーで、コントラストが高い。
レンズの透過率の違い?

周辺拡大
左:サムヤン 右:DFA
_raw_imgp2103_all

周辺部の性能はやはりレンズの値段を反映しているのか、、
DFAが圧倒的に良いです。
絞れば中央から周辺まできっちりと解像。
倍率色収差は同じくらいですが、後から補正できるし。


解像性能はこんな感じで、
サムヤン20mmは安いのに開放からかなり優秀でした。

次回はボケと逆光耐性

 

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